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今月のゲンヨウさん(2022年10月)

鳥取でNPOを経営するゲンヨウです。毎月1回は、月の動きをまとめる記事を書いています。
ハロウィンが一般化されて、いろんな場所でイベントがありますね。あっという間に10月末です。今月の振り返りをまとめてきましょう。

1.とっとり翔ける福業(第二期)

とっとり翔ける福業は10月はオンラインを中心とした受入れ企業さんとの交流会と、ちょうど本日の昼までは北栄町コースの現地フィールドワーク(2泊3日)でした。

地域の企業にとっては客観的に自分たちを知る機会に、特に翔ける福業はまず関係性をつくるところを大事にしているので、企業の良い部分から話していく形にしました。結果として、「話をすることで整理できた」「自分たちがやってきたことが外部の人にも評価されるが自信になる」「やるべきことが絞れる」などの声をいただきました。

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参加してくれた方も、想定よりも自分に帰ってくるプログラム、参加者同士の学びが深まる場として捉えてくれたので、周りの方にも勧めてもらえるかもと思っています。
来週末は岩美町コースなので、そこまで気合を入れて進んでいきます。

2.大学生プロジェクト関係

バンクの学生たちは大学祭という一つの大きな区切りがありました。3年ぶりの鳥大学祭です。先輩に教えてもらったり、社内SNSをさかのぼってみたりと準備していました。僕は定期的にリーダー会議などで状況確認とちょっとした相談を受けているくらいなので、3年ぶりを乗り切っているのは頼もしかったです。

新プロジェクトたちも収穫の時期や、少し大きめの企画があった10月、良い時間を過ごしてくれていたようです。学祭の様子は法人のnoteに広報チームに取材に行ってもらいました。

3.高校生プロジェクト関係

高校生は鳥取中央育英高校×三徳レンジャーの最終回と、広聴レンジャーが継続しています。鳥取県の広聴レンジャーは、現場ヒアリングの追加分にチャレンジしているところです。

高校生にどんなチャレンジまでやってもらうかの部分が来年に向けても先生たちと意見交換した方が良いかなと思っています。一つはチームアップの部分、ここで仲良くなると自動的に進みやすくなるなと、チーム内の役割なども見えやすくなりますし意見も出やすくなる。ここに時間をもう少しかけた方が良いかなと。もう一つはテーマ設定の部分。ここは主体性を持ってもらうためには重要な部分で、社会課題である必要はないと僕は思っています。社会課題スタートは解決案がググれば出てくるので、そういう方向に持っていけば良いんでしょみたいな感じになってしまう。無意識的に答えに動く癖もあるので、自分軸でテーマは決めてもらった方が、後から振り返った時にもよい時間になると感じます。まずは、来月広聴レンジャーの発表もあるので、そこに向かってサポートしていきます。

4.災害時の中間支援プロジェクト

これはNPO法人ETIC.さんと一緒にやっている、企業連携の部分と地域の中間支援の中間支援の仕組みづくりについては、全国目線で動いています。月一の勉強会と、仕組みづくりのための各種作戦会議だったりヒアリングだったり。

そんな中、静岡市を中心に大雨の被害がありました。僕は静岡出身でもあり、防災プロジェクトでお世話になっていた方も静岡だったので、メンバーのサービスでもあるスマートサプライビジョンさんを通じて支援しました。この仕組みすごいです。

また、鳥取県内の連携をじわじわ作っていく動きでは、県のNPOセンターと一緒に勉強会を企画する部分を準備しています。これも来月に第一回を開催(オンライン)、それとは別に県の社会協議会さん主催の災害ボランティアセンター立上げ研修というのに参加してきました。これはこれで記事を書かねばという深い学びがありました。何よりもシミュレーションは大事ってことですね。

イベントボランティアセンターの経験があるので、それをギュッとした感じでもあるなと思ったりしました。ここの動きが見えていることで、サポートできることもあるなと思ったのです。

5.まるにわ関係

まるにわとしては、マーチングストリートというイベントを月末に開催しました。僕自身は、北栄町のフィールドワークに出ていたので、当日は不在でしたが、事前の調整とか動いたりという感じ。

大学生チームやアルバイトなど、大学生が活躍してくれたようなので良かったなと。持つべきものは優秀な学生たちです。感謝。

あと、まちづくりワーケーションプログラムを12月から今年もやります。不真面目商店が生まれるキッカケとなったプログラム。今年も良い出会いや企画になるよう期待しています。僕もユニットのファシリテーターとして参加します。

あとは食品衛生責任者講習を受講してきました。場所としてはマーチングビル1階のカウンタースペースで飲食提供できるように少し動く予定(運営はバンク子会社のおむすび鳥取としてやる予定)。また追加情報が入れば共有します。

6.CoIU関係

飛騨高山での設立を目指しているCoIU(旧飛騨高山大学)、鳥取県にもサテライトキャンパスを置く想定で調整しています。僕は現地コーディネーターというカタチです。

鳥取市にサテライトを置きつつ、農村・農業を中心テーマに鳥取県全体がフィールドになっていくと面白いなというビジョンを個人としては描いています。まだ大学ができるまでは時間があるのですが、それに向けた調整と、事前にやれることを少しずつお手伝いしています。立上げ中心メンバーの方に鳥取においでいただいて、一緒に街中を歩いてもらって、中心市街地にサテライトを置く可能性を共有してもらいました。この辺も出せる情報が増えてきたら、発信していきます。

7.その他

地域の任意団体の動きをちょこちょこやったり、PTAの動きがあったり、PTA連合会の講師としてzoomの研修をやってみたりと、地域系の動きもしています。ITツールに抵抗のないPTAになっていくのは良いことだと思うので協力しました。

そして、今年も統計調査がありました。どんどん仕組みに詳しくなっていく(笑)。役場も他にできる人を探した方が良いと思う(もしくは大学生のアルバイトで一気にやるとか)。

小さな新しい話や、次年度の相談がちょいちょい入った10月でした。1か月が早かったなと。

今日のおまけ記事は、防災プロジェクトを通じて最近感じる、有事の際の余白の作り方について思う事です。

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