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Mリーグ23-24シーズンを終えて


はじめに

Mリーグ23-24シーズンが幕を下ろしました。
レギュラーシーズンまでの振り返りは前の記事でしたので、

※その記事

今回はファイナル近辺の私の気持ちの備忘録として記事を書きます。

相変わらず、
鈴木優を応援しまくっている、Piratesクルー視点の麻雀感想戦ゼロの個人的な日記なので
興味のある方だけ進んでくださいね!


運命の5月17日

Mリーグ最終日の5月17日
BEYOOOOONDS×フィロソフィーのダンス
ツーマンライブ「unshrink」
を観るために、
品川ステラボールに足を運んでいた。

先発は鈴木優。
ライブは19時開演。
Mリーグの方は試合後に表彰式があるため、
1試合目は17時開始。
今シーズンやり続けた選手紹介ムービーも投稿できて、
今シーズン最後の登板も見届けられる。
妙な巡り合わせに助けられました。

ステラボールまでの坂道に作られた待機列に並びながら
AbemaでMリーグを観ている私を
一緒に並んでいたハロプロ仲間は
「でた麻雀!」と言いながら、悪戯な笑顔で見ていました。

オーラス
たろうさんが岡田さんから5200をあがった瞬間
「え、まさかトップ?」
「わ、めっちゃ優さんキョトンとした顔してるw」
と待機列に並びながら声に出てしまい、
また仲間に笑われながらも、
今シーズンをやり遂げたような気持ちで、
ライブ会場に入りました。

ライブが終わって、
再びAbemaをつけたときには
もうとうに仲林さんの試合は終わっていて、
なんなら優さんのMVPインタビューも終わっていました。
なんとも余韻もない最終日にはなってしまいましたが、
Piratesがほぼ優勝な状況で迎えてくれていたから、
なんの心配もなくライブを楽しめた。
それに関しても妙な巡り合わせというか、
Piratesの強さに助けられたと思います。

相変わらずの悪運の強さをみせた最終日でした。


Mリーグが終わった安堵感

みなさんはMリーグが終わってどんな気持ちでしょうか?

Piratesクルーはみんな嬉しいでしょう。
それ以外のチームを応援している人は悔しかったでしょう。
そして、もうMリーグがない平日に喪失感を覚える
「Mリーグロス」になっている人もいるかもしれない。

私が今1番抱えている感情は
「ホッとした」「やっと終わった」という安堵感です。

その安堵感の正体は3つあると思っています。

①ファイナルまで応援し続けられたこと
②やっと優さんが笑える日が来たこと
③麻雀に意識的に多くのエネルギーを割かなくていいこと

その中身を詳しく書いていきたいと思います。


①ファイナルまで応援し続けられたこと

さて、レギュラーシーズンまでの振り返り記事にも書きましたが、

優さんとの距離感に悩み、
周りのファンの人たちとの価値観の違いにも悩み
どこか応援の気持ちがしぼんだまま、
出られる全ての試合に出て、その全てでトップをとってMVPをとる!
という優さんの気持ちをサポートしきれなかった。

けれど、
この先のことはファイナルまでやり切ってから考えよう。
まずは悔いなく応援しよう。
そう臨んだポストシーズンでした。

サッカーを長年応援している身なので、
負けが濃厚な試合展開を、
奇跡的にひっくり返して勝つ。
そんな試合をスタンドで何回か遭遇したことがあります。

もちろん、
劇的な勝利でテンションもあがり、アドレナリンも高まる最高の瞬間になりうるのですが、
劣勢な時間帯に、
「もう負けだから」と
声を出すこともやめていたら、
どこか喜びきれない気持ちになってしまう。
「辛いときも一緒に戦った」
そのことが、
最後に喜びを100%分かち合うことができる条件なような気がしているのです。

私は、一旦レギュラーシーズンで
100%喜びを分かち合う条件を手放してしまった。
けれど、
Piratesがシャーレを掲げる瞬間に100%喜べない。
そんなことがあったら一生後悔する。
その想いを胸に、
最後まで色んな形で応援をさせてもらいましたし、
やりきった感覚があります。

後悔をせず、
Piratesの優勝まで走り抜けられた。
これが1つ目の安堵です。


②やっと優さんが笑える日が来たこと

「優さんってずっと悔しい顔してるよね」

ある麻雀barで、
仲の良いPiratesクルーの子がぽろっと言ったこの言葉。
私も深い共感で返事をしました。

昨年のセミファイナル敗退の日
その直後の海底撈月でみた表情

そんな印象的なものもありますが、
そもそも、どの対局もトップをとれないと
強烈に悔しがるのが優さん。
それが表情にもよく出ている気がします。

セミファイナル
ポイントが抜き出たPiratesに包囲網のようなものが敷かれ、
風林火山の猛烈な追い上げもあり、
首位の座を一瞬明け渡すような状況に陥りました。
一試合毎、一局毎、一打毎の
重みと、熱量が高まっていくのをひしひしと感じました。

そしてファイナル
2週間で16試合
全ての試合が直接対決
さらに濃度が高まる中で試合が繰り広げられました。
この濃密さの試合を見続けていると
感情や脳のどこかが爆発しそうな感覚すら覚え、
正直これ以上長くなくてよかったと思うくらいでした。
これも一種の安堵感かもしれません。

濃度が高まる中で、
トップを取れなければさらに悔しがる優さん。
しかしトップを取っても
「勝って兜の緒を締めろ」
と言わんばかりの
表情を緩めきらず、
次の試合のことを見据える姿が印象的でした。

それもあり、5/13に
Piratesが同日2連勝を決めて
なんとなく優勝の文字がくっきり見えたものの
やはり最後の最後まで、私も気が張っていました。

そして、5/17に
Piratesがシャーレを掲げて、
やっと優さんが何もかもを気にすることなく、
笑顔で喜ぶ姿が見られた。

「優さん、やっと笑えるね!」
そんな気持ちとともに、
Mリーグを最高の結果で締めくくれたことに
安堵の気持ちを覚えたのが2つ目です。


③麻雀に意識的に多くのエネルギーを割かなくていいこと


「1番にサッカー、2番目にハロプロ、3番目に麻雀?よくそんなものを書けたもんだな??(笑)」


これは、私が自身の趣味の優先順位を書いたポストを見てくれた麻雀プロが私に言った言葉です。

文字にするととっても物騒ですが、
仲良くさせてもらっているプロですし、
トーンは関係性ができている
相手への賑やかしに近い煽りでした。
私的には、
むしろポストを見ていてくれたことの嬉しさが大きかったのですが、
確かに麻雀に関わる人には不快な思いをさせかねないポストだなと反省しました。

それでも、
限られた自分の時間
どう過ごすのが1番自分の満足感や幸福感が大きくなるか。
そう考えた時に今の私の最適な優先順位はこれです。

4月、5月と
Jリーグの試合は過密になり、
スタジアムに足を運ぶ頻度が高まりました。

BEYOOOOONDSは新曲を1年ぶりにリリース
平井美葉も写真集を発売。
様々なコンサートも含めて、
行きたい現場が春先から増えました。

そんな中で佳境を迎えるMリーグ。
激烈に詰め込んであるスケジュール下においても
先述のようにPiratesを最後まで応援すると決めたからには、力を入れて応援する。

正直、生活における心身のバランスが崩れていたように思えます。

自分の優先順位を歪めてまで
全てにおいて全力で毎日過ごしていた日々
それがMリーグが終幕することで少しだけ緩んだ。
これが3つ目の安堵でした。


私らしく麻雀を楽しむ

もう1つ大きな出来事があります。
それは、5月いっぱいでのコミュニティの閉鎖です。

理由は公にしてあるもの、私のうちに秘めているもの色々ありますが。
まあここでは割愛します。

サッカーもハロプロも
自分にとって1番幸せな距離感を見つけられてきました。
どのくらいの熱量でそのものをみるのか?
だけでなく
そのコンテンツを取り巻くファンたちと、どう接するかも含めてです。

麻雀に関しては、
とにかく突っ走ってきました。
すごく楽しい日々ですが、
それで苦しくなったことも多くありました。

麻雀とどの距離感で関わるのが自分にとって幸せなのか
それを考えた時に
「少し距離をとる」という結論に至る可能性もあるなと思いました。
麻雀好きの人たちとの関わり方も変えたくなるかもしれないと思いました。

となった時に
コミュニティの存在が私を縛るような気がしました。
喜びよりも先に安堵感が来てしまう。
そんな肩に力が入った応援の仕方も含めて
全てをフラットにして、
また自分が自分らしく麻雀を楽しみたい。
そんな気持ちです。

Mリーグは一旦オフシーズンを迎えます。
その間に私ものんびりと距離感を色々調節しながら、
来シーズンは、全力で喜べるような
そんなシーズンになればいいなと思っています。


おわりに

備忘録らしく
本当にとりとめのない記事になりましたが、
23-24シーズンをこれで終われるという気持ちです!
それではまた来シーズンお会いしましょう!