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【古伊万里・有田焼の買取/福岡市】

福岡市西区にて有田焼や伊万里焼、九谷焼や鍋島焼・薩摩焼など多彩な陶磁器を焼物コレクターさんより買取させて頂きました。江戸初期から明治期の物が多く特に初期伊万里や初期九谷などがあり高価買取させて頂きました。
初期伊万里の特徴は、白磁に青で文様を描いたものです。これは中国に倣った技術で、日本では染付(そめつけ)と総称されています。
初期伊万里は、”日本で最初の磁器製品”であると同時に”日本で最初の染付製品”でもあるのです。当時世界を席巻していた中国の染付へのあこがれも、野心も、おおらかに発散されたやきもの、といえるのかもしれません。写真の大皿は初期伊万里では御座いませんがとても絵付けが細かい江戸中期の古伊万里皿です。この大皿は60cmほどある江戸時代の染錦の古伊万里皿です。伊万里焼とは、現在の佐賀県および長崎県にあたる肥前国で作られていた磁器のことをいいます。有田焼をはじめ、三川内焼や波佐見焼なども伊万里焼にふくまれており、これらをまとめて伊万里と呼ぶようになったのは、磁器を輸送するさいに伊万里の港が利用されていたからです。遠方の地に住む人々にとっては、いずれも伊万里から運ばれてきた磁器、という認識だったわけです。 そのため、研究者の間では産地をあらわす「肥前磁器」と呼ぶこともあります。このような伊万里の磁器なかでも、特に江戸時代に作られたものを「古伊万里(こいまり)」と呼んで区別しています。年代ごとに分かれ、1610〜1630年ごろの「初期伊万里」では、絵付けの前に素焼を行わない「生掛け」で、中国の様式を模倣しつつ、日本らしい素朴な味わいの染付が多くなっています。そして1660〜1690年ごろの「柿右衛門様式」になると、素地に直接絵を描いて焼き上げる「濁手」によって、赤を中心により鮮やかで丁寧な色絵となっていきます。さらに、1690~1740年ごろの「金襴手様式」では、赤地に絵付けしたあとから金を焼き付け、さまざまな色のほどこされた豪華な仕上がりとなります。

骨董品買取の福岡玄燈舎では古伊万里など陶磁器を買取りいたします。お見積りだけでも構いませんのでお問い合わせください。福岡市内、県内は無料出張査定致します。

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