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【唐津焼(茶道具)買取/福岡・骨董品】

唐津焼(茶道具)買取/福岡・骨董品…福岡市南区で茶道具や陶磁器、掛軸や古楽器、浮世絵やなど買取いたしました。この焼物は唐津焼の陶磁器で茶陶で有名な太郎衛門などが多く高価買取させていただきました。1580年代頃、岸岳城城主波多氏の領地で焼かれたのが始まりとされています。その後、豊臣秀吉による朝鮮出兵の際、朝鮮陶工を連れて帰り、その技術を取り入れたことで唐津焼は生産量を増していきます。唐津港から積み出される唐津焼は京都・大阪をはじめとする西日本に広がり、焼き物のことを総称して「からつもの」と呼ぶほどに。また、茶道の世界では古くから「一井戸二楽三唐津」と言われるように、茶人たちから愛される茶陶としてその地位を確立していました。しかし明治から大正期にかけて衰退していた唐津焼ですがその中興の祖と呼ばれた方が旧唐津藩御用窯の伝統を持つ「御茶盌窯」窯元十二代中里太郎右衛門 (中里無庵) です。1895年 (明治28年) に生まれた同氏 (幼名:重雄) は、佐賀県立有田工業学校を卒業後、父天祐の元で学び、父の死去を受けて1927年に十二代中里太郎右衛門を襲名します。作陶のみならず唐津焼の研究を精力的に行い、古唐津の窯跡を発掘し、桃山~江戸時代初期の古唐津の技法を復活させました。唐津焼の特徴は、陶器らしい力強く土らしい荒いデザインと、蹴ロクロ、叩き作りといった伝統的な技法にあります。唐津焼は「使われることで完成する」焼き物であると言われおり、使うほどに土色が変化します。また表面に貫入というヒビがはいり、使うほどに変色していくため、風合いが楽しめる焼き物です。蹴ロクロ、叩き作りは、文禄・慶長の役後に李氏朝鮮の陶工から伝えられた技術だと言われており、400年以上たった今でも、その技法が使われています。
ありがとうございました。骨董品買取の福岡玄燈舎では唐津焼など茶道具を買取ります。
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