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【茶入れ(仕覆)買取/福岡・茶道具】

茶入れ(茶道具)買取/福岡・骨董品|福岡市中央区で茶道具、掛軸、有田焼、薩摩焼など買取いたしました。この茶入れは高取焼ですが「利休梅」という仕覆でした。長緒の仕覆でとても上質な織の仕覆でした。利休梅とは中国の揚子江下流域を原産とする落葉樹で、明治末期に日本へ渡来しました。開花は4~6月。主張し過ぎない清楚な花が茶人に好まれ、茶庭に使われることが多いそうですね。名前も千利休にちなんでおり、「千利休の命日に咲く」という逸話もあるそうです。季節は晩春から初夏の、やや花が少ない時季に咲くことも人気の秘訣ですね。「リキュウバイ(利休梅)」の花言葉は「控えめな美しさ」「気品」。利休梅文様の織は奈良・平安時代にシルクロードを渡り伝わった、正倉院の宝物裂や名物裂です。
このの仕覆はその優秀な模様の織物です。撚りの強い先染め糸で繊細に織られ、しっかりとした柔らかな風合いを特長とする緞子生地でした。
古来より、幾多の茶人に好み所有され、今も茶道のわび・さびのせかいに愛用し楽しまれている裂です。他に、表装具・袋物・しふく・装飾物等に用いられている格調高い図柄でもあります。
骨董品買取の福岡玄燈舎では茶道具を買取いたします。お見積りだけでも構いませんのでお気軽にお問い合わせください。福岡県内は無料出張査定いたします。


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