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【唐津(陶磁器)買取/福岡・骨董品】

陶磁器(唐津焼)買取/福岡・骨董品|福岡市博多区で唐津焼、伊万里焼や薩摩焼の茶器や花瓶、皿、壷、掛軸、硯など買取いたしました。ありがとうございました。唐津焼の花瓶は「中里重利」さんの作品でした。中里重利は1930年、佐賀県唐津市で中里無庵の三男として生まれました。中里家は唐津藩御用達だった唐津焼の名門として知られています。中里は人間国宝だった父12代中里太郎右衛門(無庵)と共に偉業を果たしました。江戸中期に途絶えたと言われていた、古唐津の技法を復興させたことです。
名門だった中里家は明治以降になると、藩からの庇護が無くなり御用達としての地位を失いました。その後は中里重里は父の無庵と共に茶器の名品を多数生み出した時代の古唐津に立ち戻ることを考えたのです。ちょうど戦争から帰還した13代太郎右衛門(蓬庵)も加わって、本格的に古唐津の探求を活発化させました。そして唐津市の南西部にあった登り窯跡の発掘を行い、発見した陶片から技法を研究を続け見事再現させたのです。略歴はこちらです。中里重利(なかざと しげとし、1930年12月24日 - 2015年5月12日)は、佐賀県唐津市出身の陶芸家。 父は12代中里太郎右衛門(無庵)。 兄は13代中里太郎右衛門。27年、日展初入選、40年に特選・北斗賞を受賞。現代日本陶芸展では31年から連続7回入選。50年に日本現代工芸美術展で会員賞・文部大臣賞、55年に日本新工芸展で会員賞・楠部賞を受賞するなど各公募展で入選、入賞を重ねる。52年、日展会員、日本現代工芸美術評議員に。日展審査員も務め、61年から評議員。60年には県芸術文化功労賞を受けた。県陶芸協会理事
骨董品買取の福岡玄燈舎では陶磁器や唐津焼を買取ります。お見積りだけでも構いませんのでお気軽にお問い合わせ福岡県内は無料出張査定いたします。

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