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さよならGAFA ~脱・海外クラウド~

2020年のアメリカ大統領選挙においてGAFAが民主党に不都合なアプリやシステムを削除するという暴挙に出た。政治的な理由で削除されたということだ。

これは、1980年代の日米貿易戦争のような対立事態になれば日本の情報システムも同じ目にあいかねないということを意味する。

これで、パブリッククラウドは危険で使えないものとなった。10年をかけてクラウド利用に舵を切った企業は再び方針を変更するときが来た。メタバースなるサービスも等しく危険だ。取り込まれたら最後、どんなときでもビッグ・ブラザーの顔色を伺っていなければならなくなる。(最近のSNS界隈はすでにこのような全体主義的雰囲気に溢れている。)

ちなみに私自身はクラウド推進派【だった】。オンプレミス華やかし頃、従量課金型のサービスはユーザー企業のニーズにマッチした優れたビジネスモデルであると知り、サービスの構築に奔走した。ニーズに背中を押されていたとも言える。

バリバリのメーカーエンジニアの先輩たちからは、頭のおかしな奴と思われていた。

しかし、時代は変わった。政治に対抗する勢力として期待されていたネット企業たちは当初の志を忘れ堕落し、政治におもねるようになった。あろうことか利用者の資産まで平気で破壊するようになったのだ。

さよならGAFA

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