怒るから叱るへ!上手な怒り方ってどんな方法?
こんにちは。あなたの夢をかなえる目標達成コンサルタント!玄徳庵&どっしり塾のこうめいです。
今回のブログは、令和6年10月25日開催の『どっしり夜の勉強会』で使用するテキストとして記載しています。
面白かったらほかの記事も合わせてごらんくださいね。
それでは今日のテーマに入ります。
ここまで自分の怒りの感情コントロールの話を中心にしてきました。そして今日は、怒らなければならない時にどのように怒るのか?についてみていこうと思います。
よろしくお願いします。
さて、怒りとの上手な付き合い方のポイントは2つ。最初のころこんな話をしたかと思いますが覚えてますか?
もう一度おさらいをすると、
怒らなくていいことは怒らない
怒りの表現方法や場所を選ぶ
この2つでしたよね?
この2つ目の話をこれからしていきますよ。
ということで、『怒らない練習』の本には上手な怒り方のテクニックが4つ載っていましたのでそれを書き出しますね。
感情的にならない
伝わりやすいタイミングを見つける
相手にどうして欲しいか?理解してこらえるように怒る
NGワードに気を付ける
さて、細かな説明は本に書いてあるので私は、これらを踏まえての自分の体験や感じたことをいつも通り話しますね。
今回のテーマがイライラとの向き合い方というテーマなので「怒り方」という表現で話してきていますが、前回も話したように、「怒る」のではなく「叱る」を身につけるのが大事だと思っています。
この2つの違いは、自分の感情を相手にぶつけるのが怒る。相手のことを思って相手に伝わるように言うのが叱る。だと私は思ってます。
だから、これらのテクニックは自分勝手な感情をぶつける怒るという行為から、相手を思いやった叱るに進化するための過程。
そんな風に感じるんですよね。
以前も例に出しましたが、子供が門限を守らずに遅く帰ってきた。
それを怒鳴りつけても子供に何もメッセージは伝わりません。その怒鳴る行為は怒りをぶつけているだけだからです。
だからまずは、感情的な部分を排除します。
以前学んだ「対処療法」などを参考に、自分のイライラを抑え冷静に対応することで、初めて耳を傾けてもらえるようになるんです。
次に伝わりやすいタイミングを見ます。
相手が怒られると身構えているタイミングは、正直叱ってもあまり相手の心に響きません。だから、あえてタイミングをずらすのも一つの手です。
逆にその場じゃなければ響かないタイプの子もいるので、その場合はその場で叱る必要があるかもしれません。
ただ、相手が聴く姿勢がない時は叱っても本当に響かないので、この判断は結構難しいんですよね。だから失敗しても自分を責めないで、工夫して経験値を積むしかありません。
で、相手が聴く耳を持った時に「あなたにこうしてほしい」というイライラの本来の原因の感情について話をします。
例えば、今回のように遅くなるのであれば「不安」になるわけですよね?だから「お母さんは不安だったんだよ」「お父さんは不安だったんだよ」というように伝えるのがポイントです。
そのうえで、遅くなるのであれば連絡を入れるという約束をお願いしてみてはどうでしょうか?
怒りをぶつけて怒鳴りつけるよりも、いい結果が期待できそうじゃありませんか?
そしてこの時に気を付けたいのが、NGワードを含めないこと。これを含めるといっぺんに嫌味や小言に聞こえてしまいます。
例えば、「いつもいつも」みたいな言葉ですね。
「いつもいつもお母さんを不安にさせないでよ」といわれたら、なんかカチンと来ませんか?その一言が余計なんですよ。
だから、叱るときほど言葉をしっかり選ぶ。感情にぶつけあいは戦争にしか発展しませんからね。
こうやって見てみると、なるほどこの4つのステップは結構有効だなって気が付かされますよね。
もちろん一番大事なのは、相手に合わせて相手が受け入れやすくすること。これが一番大事な叱る側の気遣いです。
いや、あっちが悪いのになんで俺が気を遣うねん。
そう思うかもしれませんが、『人を動かす』という本にも「盗人にも五分の理を認める」という言葉があります。
たとえ犯罪者であってもその人自身は自分の正義感があり、その正義観に基づいて生きているのだからそれを否定しても反感を買うだけで、問題は解決しない。という言葉です。
あなたが叱りたい人も、何かしらの正義があり、その正義に基づいて生きているわけですから頭ごなしに怒鳴っても意味がないわけです。
そこがわかってくると、そもそも怒っても自分が疲れるだけだし、自分が一時期の感情を発散させたいだけだって言うことに気が付かされませんか?
だから今日をきっかけに、皆さんには「怒りを感じるのはいいんだけど、それを外にぶつけるのって無駄な行為なんだな」って覚えてほしいんです。
いや、私もエニアグラムで見ると戦闘種族みたいなタイプ8ですから、今でもイライライラってすることよくあります。
でも、このことを知ってからは、怒りをぶつけるのではなく叱るを意識して、さらに、相手に伝わるように話すことを意識したところだいぶトラブルが減りました。
だからあなたがもし今、自分の怒りの感情に支配されているならそこからぜひ卒業してほしいし、もし自分一人が無理であれば私がお手伝いしたいなって思ってます。
あなたがこれからの人生をより豊かに生きられるように、今回の授業を生かし、イライラに支配されない人生を笑顔で生きていってもらえると嬉しいなと思います。
ということで今回の授業はここまでです。
最後におまけとして、エニアグラムのお話も付けておきますので、そちらも興味がありましたら読んでみてください。
それでは長い時間お疲れさまでした!!
参加申し込みは、令和6年10月24日迄!時間があるからはぜひご参加くださいね。
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