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革命家で完璧主義なタイプ1の人々

こんにちは。ギバー型経営者のためのカルチャースクール!どっしり塾のこうめいです。

どっしりエニアグラム超基礎講座受講生の生徒さんのために書き上げたエニアグラムに関するブログになります。

他の方は有料販売となりますのでご了承ください。(※期間限定で公開します)

それでは早速9タイプのうちの一つ。タイプ1の人々についての話をしていこうと思います。時間が限られているので、シンプルにまとめましたのでもっと詳しく知りたい方はchatworkにて相談してくださいね。

タイプ1は正義の人、あるいは完璧主義者などと呼ばれる人たちです。

そして心の奥底には腹から湧き上がる「怒り」が眠っていて、正しい世の中を作るために戦う強さを持っている革命家などという呼ばれ方もします。

だからと言って高圧的で怖いなんてことはありません。どちらかというと倫理的で良心的な人が多いうえに、ウイング2のタイプなどは『擁護者』といわれるくらい共感性と地合いの心を持っています。

三国志に詳しい人だとわかるかもしれませんが、私は三国志演義の主人公の劉備はタイプ1(ウイング2)だと思っているので、彼をイメージできる人はしてみてください。

劉備について詳しく書いたブログ記事はこちら

上のブログに詳しく書いているので、あまり触れませんが簡単にいうと『当時滅びかけていた漢王朝を守るのが正しい権力者の使命だ』という正義感をかざし、漢王朝を滅ぼそうとする勢力と戦い抜き、最終的に蜀漢の皇帝となっています。

仁徳の人で国民を大切にしたり、仲間や部下を大事にしたことから愛情深き人といわれることも多いですがそれ以上に、「自分の正しいと思った正義を貫くこと」に徹底してこだわっている人です。

どちらかというとその優しさすら「人として正しく生きる」というのすら自分の正義感に沿った方針だと思うので、まさにタイプ1といった人物です。

……おっと、この辺で話を戻さないと、三国志を知らない人からするとつまらない話になってしまうので(笑)戻していきますね。

タイプ1の基本情報としては、

  • 一貫性や良識によってほかを導く。

  • 完全主義や憤慨が妨げになる

  • 高潔で理想が高いタイプ。

  • 倫理的で良心的。

  • 善悪の区別が強い。

  • 人に教えたり改革に燃える。

  • 常に物事を改善することに励んでいて、間違いを犯すことを恐れている。

  • きちんとしていて規律を重んじ、潔癖症である。

  • 高水準を維持しようとするが、批判や完ぺき主義に陥りかねない。

  • 抑圧した怒りと短気が問題になりやすい。

さらに最良の状態だと、

最良の状態において健全なタイプ 1 は賢明で、見識があり現実的で崇高。道徳的英雄

つまり歴史上の道徳的な英雄はこのタイプ1に属している人間だったかもしれないんですよね。

だから先ほど話した三国志の劉備などもタイプ1だったと思われます。

もちろんそこまでたどり着かなかったとしても、タイプ1の人はタイプ7のいいところを見習うのが幸せの花道なので、『怒りを持つ批判的なタイプ 1 が健全なタイプ 7 のようにもっと自然体で喜びに満ちる』という状態を目指すことになります。

その一方ダメな方向に行っているときは、『秩序正しいタイプ 1 が突然、タイプ 4 のように気分が変わりやすく理性的でなくなる』といったタイプ4の悪いところが出ていることが多いので、それに気が付いたら心のケアをしましょう。

ここからは私の個人的な話になってくるんですが、タイプ1の人は、その正義観という囚われがどこに生まれるかによって行動が大きく変わります。

例えば国家レベルで正義を貫く生き方をしてしまう人もいれば、自分の正義が世の中に認められないからと暴走してしまう人もいます。

ネットなどでよく正義をかざし戦ってしまっているのは、タイプ1の人が多いんじゃないかと私は思っていて、その行動原理は「自分が正しくありたい。世の中も正しくあってほしい」という純粋な正義感から生まれています。

でも、外からその姿を見ると世の中の秩序を乱しているのはタイプ1のあなた。といわれてしまっても仕方ない時もあります。

これ、非常に気を付けなければならいないのは「あなたの正義はみんなの正義ではない」ということをしっかり把握し、もっとおおらかになることが大事です。

だからタイプ1はおおらかなタイプ7を見習うように言われ、やや神経質なタイプ4の方向に走ったらだめよ。という風になっています。

その一方でタイプ1のウイングはタイプ9とタイプ2ですので、自分の正義の暴走をこれらのいずれかのタイプの力を借りて食い止めながら頑張っている人が多いかと思います。

ウイングも合わせて性格分析をしていく方がきっと自分のタイプがわかりやすいので最後にのせておきますね。

1ウイング9の理想主義者タイプの場合は、

健全な時は、

  • きわめて洞察力があり賢明で洗練されている

  • 学究的にもなり長期的関心や大局的な状況に焦点を合わせた冷静で哲学的な姿勢を保つ

  • 内向的で隠遁を好む性質もある

  • 狂気の大衆から往々にして静かな自然環境に逃れる

  • 感情はあまり表現しないが寛容で親切で思いやりがある

  • 対外自分が見つけた自然や動物無金物を何であれ愛す

  • W 2に比べ穏やかでこだわらない

通常の時でも

  • 理想主義的で、自分の信じる改革をもたらすために必要な政治や泥にまみれた仕事にはかかわらない。

  • 自分の正当性を個人的に説得しようとするよりも、理想について語る。

  • 堅さや短期、皮肉として表現される傾向がある。

  • 一人でいることを好み、人間関係という厄介なことにかかわらなくっても済むように一人で働ける状況を探します。

  • W2 より世離れしていて個人的に関わりが少なく他人に軽蔑的でエリート意識を持ち人を見下す場合もある

こんな特徴があります。

またもう一方のタイプ1ウイング2の場合

健全なら

  • 理想や高次の原理を求めるとともに他者への共感と慈愛を持っている

  • 人類の行方をより良いものとすることに純粋に関心を持っている

  • w9よりも、理想主義ではなく現実にかかわる

  • 明白に情熱的で人と付き合い政治的な関わりをギブ&テイクを楽しむ

  • 説得力があり、格別な努力をして、自分が支持している大義や新年に人が関心を向けるように働きかける

普通の状態でも

  • きわめて行動的で外向的

  • 自分が求める理想や改革のためにはかなり強く主張し、パワフルにもなります。

  • 一人でも快適に過ごすことができ充電して考えるために多くの一人になる時間が必要

  • 討論などで自分の考えに磨きをかけるような時間でも活性化する

  • 自然に政治に長ける

  • 自分がよい影響を当てていると感じる限り利他的行動において人のニーズに焦点を合わせる

  • フラストレーションを感じているときは批判的になりイライラし、かなり遠慮なくはっきり言います。

  • w9よりも気性が激しく行動的

  • フラストレーションを感じやすい

といった特徴で別れます。

ウイングで分けましたが、このあたりに当てはまっているあなたはタイプ1の人かもしれません。

ということで厳しいことも話してきましたが、エニアグラムのタイプにはいいところ悪いところがそれぞれあります。

そんな中で、自分がどのタイプかがわかることで自分がどんな力をつけていけばいいのか?どんな力を伸ばせばいいのかが見えてくると思います。

今回は簡易的な話にまとめさせてもらいましたが、ぜひ他のタイプもマスターして、自分の糧にしていってくださいね。

それでは次のタイプ2はこちらになります。

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