経営者が評価すべきは他人ではなく己自身だ「人の己を知らざるを患えず」
こんにちは。あなたの夢をかなえる目標達成コンサルタント!どっしり塾のこうめいです。
私は元々Twitterがあまり好きではなかったんですよね。うん。今でも正直好きではない部分もあります。というのも人をあざ笑う人があまりにも多いから。
世の中の不平不満を吐き出し、誰かを晒し上げ、誰かを批判し自分が偉くなった気分になる。
もちろん本当にやばい権力とかやばい理不尽と戦っているなら、それは命がけでやっていることですからそれは私も批判しません。
でも、あまりにも安易に悪口を書きすぎる。しかも自分はさも何でもできる聖人がごとく他者を批判する。そういうことをやっている人を見ると私自身は疲れてしまいます。
だから今日は孔子のこんな言葉を論語から引っ張ってきました。
この言葉は、「誰かが自分を評価してくれないことで心を痛めるのではなく、自分がほかの人を正しく評価できていないことにこそ心を痛めなさい」という意味ですね。
もうちょいわかりやすく言うと、自分のことを世の中はなんで評価してくれないんだ!!!と嘆いていても何も変わらないですよね。にもかかわらず、行動をせずに自分が評価されないことを嘆いている人があまりにも多いんです。
その一方で、自分が評価されずに苦しんでいるなら他の人をほめることから始めてもいいのに、多くの人は自分が不幸なら他人も不幸になれとのごとく人を批判していたりします。
これは自分よりも不幸な人や、自分よりも劣っている人を頭の中で作り出すことによって自分を正当化し自尊心を保とうとする手法で、この状態に陥っている時点で自分は健全な状態ではないことに気が付かないといけません。
でも、Twitterなどを見ているとそういう状態に人が非常にたくさんいます。
和をもって世の中を良くしていくという大事な精神を忘れ、人を踏みつけて自分だけが幸せになろうとする醜く恥ずかしい価値観が日本に蔓延していっていることに私は悲しみを感じてます。
もちろんこれらは経営者にも多大な影響を与えます。
あなたのその心の不健全さはあなたの身近な人に簡単に伝わります。
ネット上だからリアルの世界には影響しない?そんなことはありません。私自身も自分が健全ではなかったときにお客さんに言われたことがあります。「阿部さん幸せそうじゃないですよね」って。
お客さんに伝わるわけですから、もちろん身近な人にも伝わって当然です。
経営者は自分の心をしっかりと健全に保つことが求められます。だってその日の感情で気を遣わないといけない上司なんてみんな嫌でしょ?
だから自分を律することの方が他人を評価することより何百倍も大事なんですよ。
それに気がつけると、Twitterなどで「○○は嫌いだ」「○○は滅べばいい」なんて言葉は出てきません。
もちろん私だって苦手な人はいます。そういう時は黙って距離をとればいいだけであって、自分から相手を悪く評価して攻撃する意味はありません。
ただ例外的に人を評価していいパターンがあって、それは、相手の人をほめるとき。
相手の長所を見つけて褒めるときだけはどんどん発信してもいいわけですから、相手を評価したい時は長所を見つけることろから始める。
そういう習慣を身につけてもらえると嬉しいなと思います。
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