信頼していた先輩起業家に騙されて……
こんにちは。あなたの夢をかなえる目標達成コンサルタント！玄徳庵のこうめいです。
今日は先輩起業家たちがしてきた失敗談について話していく『どっしり経営塾 経営者の失敗と成功』を語っていこうと思います。
それではいつもの二人に登場してもらいましょう。
こうめい「ということで今日もよろしくお願いします。目標達成コンサルタントのこうめいです」
相棒「最近暑さに負けてへばっているこうめいさんを見学する日々を送っている相棒です」
こうめい「いや、へばってないよ！まだ」
相棒「そうですか？体力不足でいつも居眠りしてますよね？」
こうめい「何のことかな？ボク、ワカンナイ」
相棒「こうめいさんがロボット化したところで本題に入りましょう」
こうめい「それでは今日のテーマです」
私の友人起業家の失敗談です。実はその友人は起業前から信頼していた会社の元先輩のコンサルさんがいたそうなんです。その人にあこがれて、その先輩を信じ切っていたので「あまりよくないよ」とアドバイスすると、逆に私が嫌味を言われるような状態でした。
こうめい「なんかこの時点で、嫌な予感しますね」
相棒「でも、人が人にあこがれることって悪いことじゃないでしょ？」
こうめい「なんだろう。なんか相棒の名言っぽい言い方が鼻に付きますが（笑）それはその通りですよ」
相棒「ふふふ。じゃあ、仕方ないじゃないですか」
こうめい「うーん。誰かを信じるのはいいんだけど『盲目的』に信じるのはダメなんだよね」
相棒「そんなもんですかね……。では、続きを」
その友人が先日突然「知り合いの法律家を紹介してほしい」と私のところに駆け込んできたんです。理由を聞くと、会社の立ち上げに用意した数百万円をその先輩コンサルに貸したらしく、それが返ってこないというんですよ
相棒「……」
こうめい「ね！」
相棒「うーん。このケースだけが特殊なわけではないですか？」
こうめい「実は……私も行政書士時代に、こういうケースの相談数件受けてます」
相棒「え？意外と多いの？？」
こうめい「残念ながら、人をだます人は信頼をつかむのがうまいので『盲目的』に信じ込ませることが得意なんですよ」
相棒「ひぇ！！！！」
こうめい「だから私は『信頼できる人は自分だけを信じるように誘導は絶対にしない』とアドバイスしてるんですね」
相棒「こうめいさんも、ほかのコンサルのところにもどんどん行っておいで！！っていうへんてこなコンサルですもんね」
こうめい「私も自分の利益だけ考えたら、お客さんの囲い込みをした方が楽なんだけど、それをしたら詐欺もできるようになっちゃうからやらないんだ」
相棒「そういう自分へのセーブを仕組み化するのも大事なのかもですね」
こうめい「その辺りはまた今度話するよ。続きを見よう！」
結果としてお金は返ってきたんですが、返済の約束日は守られず、それをあてにいろんな会社との契約をしていたので、いきなりいろんな会社さんに頭を下げて歩くというとんでもない事業スタートになってしまったんですよね。ホント人を信じすぎたら駄目ですね。
相棒「最初からお金払えないんでは、信頼相当失ってしまったでしょうね」
こうめい「そうだね。商売は信頼が基本だから約束を守れないことは、大ダメージだからね」
相棒「こういうのに巻き込まれないためには、『お金の貸し借り』は、したらダメですね」
こうめい「そうだね。今回悪かったポイントは2点あるよ。」
先輩コンサルタントを盲目的に信じてしまったこと
お金を自分が必要な分まで貸してしまったこと
相棒「１つ目はわかりましたが、2つ目はどういうことですか？」
こうめい「お金を貸すときは上げたつもりで貸せ！というのが基本的な考え方なんです。だから自分に余剰金があるなら貸してもそれは自由です」
相棒「……」
こうめい「でも、余剰金を超えて必要な資金まで貸しているので、今回は絶対だめ！むしろ会社がつぶれていてもおかしくなかったレベルの失態です」
相棒「なるほど。そう考えると、お金はカンタンに貸しちゃだめだって改めて感じますね」
こうめい「そうなんだよね。いい人でいることは美徳ではあるけど、それでズルい人に食われてしまうのがビジネスの世界。自分がズルくはならなくていいから、ズルい人に利用されない強さだけは身につけようね」
相棒「私も肝に銘じておきます」
ということで今日はここまで。
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