近畿ブロック公認初級パラスポーツ指導員養成講習会(報告①)

当協議会では、パラスポーツ指導員の仲間を増やすことを目的に、パラスポーツ指導員養成講習会を実施しました。
年度終わりに実施することで、各府県で開催している講習会に受講できなかった人たちを救うために、実施しています。ただし、受講者は令和6年度からの登録となります。
ブロック単位で、初級養成講習会を実施しているところはないですが、講師陣はどこにも負けない近畿圏のパラスポーツに関連するスペシャリストに依頼しています。

昭和49年、全国に先駆けて障がいのある人たちの専用のスポーツセンターを大阪市内(長居)に開設した当時から、障がいのある人たちにスポーツ指導を行ってこられた方々をはじめ、現在、福祉センターやスポーツセンターで指導員として従事している方々、専門的に障がい者のスポーツに関わっておられる方々等、様々な講師をお招きして講義いただきました。
障がい者のスポーツは、「パラスポーツ」と総称することでイメージアップを図るとともに、より身近に感じてもらおうと、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会を契機に、呼びかえられるようになりました。
今後、障がいのある方がより身近にスポーツを感じられるためには、地域での活動が不可欠となるため、その活動を支援する指導者も必要となります。
(公財)日本パラスポーツ協会は、目標を2030年には5万人の指導者を輩出すると掲げており、指導者を養成することは急務となっています。

近畿ブロック内には、障がい者のスポーツを活動拠点とする施設が多くありますので、今後、紹介していきたいと思います。また、各府県の指導者協議会の活動も欠かせません。そちらもご紹介できればと思います。
ともあれ、パラスポーツを知ってもらうためには、まず「見る」ことから…と高橋氏(当協議会顧問)はおっしゃいます。今回も「障がい者のスポーツの意義と理念」という講義を担当していただき、多くの経験から学ばせていただきました。
今回は受講者は少数ですが、みなさん、とても意欲があり、真剣な眼差しで、講義を傾聴されていました。
講習会は3日間、残り1日。また、報告していきたいと思います。


講習会風景
講習会風景


講習会風景

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