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なぜサービス業の地位は低いのか?

私はサービス業に勤めていますが、仕事をしているときや生活している上で、サービス業の地位が低いと感じています。
その構造を自分なりに考えてみました。

我々の考えの根底には、お金を払う側が偉いという感覚があるのではないかと思っています。
商売において買い手と売り手が買い手が上で、主従関係に近いものがあります。
これは、雇用関係における雇う側と雇われる側の関係に似ていると考えられます。

このような構図は日本では顕著に現れているように思います。
歴史を遡ると、士農工商の時代からこの根幹ができているのではないでしょうか。
商=サービス業
と考えると、構造の深層部分としては昔からできあがっていそうです。

現代ではSNSの発達により、さらに拍車をかけているように感じられます。
少しでも消費者にとって気に入らないことがあれば、SNSで拡散して悪評を広めることが容易になっています。どちらが正しいのかは関係ありません。

おそらくこのような構造によってサービス業の地位はなかなか上がらないということが考えられます。仮に法律や制度などで整備したとしても、改善は難しそうなので、受け入れるしかなさそうです。

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