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伝えるということ

友人の結婚式に出席した。

生涯をともに生きると

最愛の人と誓い合うあの時間は

何度見ても美しい。

ふたりの眼差し

友人、家族の祝福の声

笑顔に満ち溢れ

喜びの涙が浮かぶ。

それぞれの愛のカタチが見えて

私は胸がいっぱいになってしまう。


新婦から両親への手紙は

これまでの過ごした時間に想いを馳せ

感謝の気持ちを

素直に伝えることができる

かけがえのない時間だと思う。

日常では中々言葉にできない気持ちを

ここでは

伝えることができる。

この日だからこそ

伝えたいと思えてしまう。

結婚式は

やっぱり特別な1日だ。




気持ちを言葉にすること

これは私の一生の目標である。

もともと自分の気持ちを伝えることが

これまで、苦手だった。

”ありがとう”

素直に感謝を伝えるって

当たり前のことなのに

すごく勇気のいることで

なんだか照れくさくて、恥ずかしい。

特に家族には。

だから、

素直に自分の気持ちを伝えられる人が羨ましかった。

ありがとう、に限らず

自分の気持ちを言葉にして伝えるって

本当に勇気のいることだって

私は思います。

それでも、私たちは人間だから

言葉でしか伝えられないことがたくさんある

言葉にすることで分かり合えることがたくさんある

目に見えることがすべてではないけれど

伝える、届けるということを諦めずに生きていきたい。




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ちなみに

”ありがとう”

この言葉は私の大好きな言葉で

ありがとうと言われてお互い嫌な気持ちになることが

私はこれまで経験したことはなくて

むしろ

お互いが幸せになる言葉だと思ってる。

どんな小さなことでもいい

何かを手伝ったとき

ドアを開けてあげたとき

荷物を持ってあげたとき

別に見返りを求めるわけでもないし

感謝を強制したいわけでもない

それでも

ありがとう。

そう言われると

あっ、良かったっていう気持ちが

心の中に浮かんでくる。

やってよかったな。

そんな小さな幸せが胸に積もっていく。

だから、私も

すみません、と言うよりも

ありがとうと伝えたい。

誰かの胸にも

小さな幸せが積もってくれたら

嬉しいと思うから。









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