「STARTO」!って気分にはならないかな。

「いつか想像してた未来と今が 少し違っていたって」
V6ファンでなくても聞いたことがあるかもしれない歌詞。
ごくせん第1シーズンの主題歌 Feel your breeze/V6のサビである。

この曲を聞く度に「数ヶ月前までは」V6の解散の事を思い出していた。
アイドルやアイドルグループに関わらず、何事にも永遠はない。2021年3月12日のあの動画は、その現実をつきつけられた。
解散報道が出た直後は絶望しかなかった。もう終わった、と。
でも、解散までのV6のファンへの大きな大きな愛、解散してからも続くV6関連のイベント、それらによって2021年11月2日以降もV6ファン達は寂しいけど不幸にならずに済んだ。
「想像してた未来と今が」良い意味で違っていた。切ないながらも心に小さな光が灯されているような感覚だった。

でも。

「数ヶ月前までは」とあえて書いたのは、ジャニオタの皆さんならすぐに分かるだろう。ジャニオタの方でなくても薄々気づくだろう。
昨今のジャニーズ事務所に関わる諸問題である。

たった、たった3ヶ月で。
ジャニーズ事務所は無くなり、所属タレントは「ジャニーズ」という言葉を使うことも出来なくなり、グループ名を変えさせられたり、デビュー曲が歌えなくなったり。
そして岡田くんは、事務所を退所するという苦渋の選択をせざるをえない状況に追い込まれた。

それだけじゃない。
ジャニーズを批判していただけでなく、被災地を揶揄する映画に関わっていた福田淳氏が新会社の社長になった。

井ノ原快彦氏はCOOという役職になる。
あの人物の社長決定に、いささかでも関わっていたのかと思うと悔しい。辛い。そしてまた感じる、ファンの無力感。
アイドルとしてのイノッチは大好きなのに。感情バリバリに乗せる歌声、ダイナミックなダンス、すらっとした手足。
どちらも同じ人物なのに、立場によって真反対の感情がうごめいてしまう。

こんな未来を誰が想像できただろうか。
「少し」なんかじゃない。全然違う、こんな「今」を受け入れたくない。

新会社 STARTO ENTERTAINMENTでTwitter検索しても、少なくとも私のタイムラインには肯定的な楽観的な投稿は出てこない。
ジャニオタ全員とは言い過ぎかもしれないが、ジャニオタの大半が現状を望んでいないのではないだろうか。

来年の4月から新会社が本格稼働するという。
逆に言えば、恐らく4月までの期間、タレントさん達にも大きな動きがあるのかもしれない。
できるだけ冷静に新会社およびタレントさん達の動向を見極めたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?