枠組化・フレーム化はより良く生きる土台になる

私は勉強が苦手でした。
努力家でしたが頭は悪かった。
でもいつしか「型」を知ることで問題が解けるようになりました。
数学では型(パターン)をいくつも覚えました。
頭がキレるやつ、天才肌より相当時間がかかりましたが、努力は報われました。
国語も苦手でした。本をよく読む人、賢い人は読んだら解けますが、私には解けなかった。
でも、国語も「型」で解けるようになりました。
本当に単純なことで、長文で説明する問題でも、
「誰が(何が)、どうした、何で(理由)」を意識して書くだけでした。

前置きが長くなりましたが、
仕事も人生も「型」で、より良くなります。


私は枠組化、フレーム化と呼んでいます。
例① チェックシート
例② 文章を書く際の枠組
例③ 提案や営業のフレーム化

①のチェックシートはよくあります。
他人の為のチェックシートはいずれ形骸化しますが、自分用には威力抜群です。
時間がかるかもしれませんが、一度物事を整理しておけば、後々、本当に役立ちます。

仕事以外でも使えます。
旅行の荷物、毎回考えてませんか?
一回持ち物をスマホにメモしておけばいいですよね。実際旅行の時、あれも必要だったなと思ったらメモ付け加えれば良い。
仕事も作業も何でもそうですが、経験の蓄積でチェックシートは充実します。

②の文章書く際の枠組は国語と同じです。
それに要素を付け加えるだけ。

・〈重要〉結論、言いたいことは何か
・何が(誰が)、いつ、何で(理由)、どうする、どうなる
・理由、説明の枠組を考える
経営等ならググったらいくらでも出てきますのでそれらを参考に、例えば有名な枠組を例にすると、
顧客(悩み・ニーズ)
自社(顧客の悩みに応えられるか・強み・弱み)
競合(強み・弱み・脅威)
市場(規模・価格・採算)

これは有名すぎるので、どこの社内稟議でも書いてると思いますが、それぞれ事業内容や、仕事内容等に応じて、漏れなく、網羅的な枠組を毎回書きながら試行錯誤して形作っていけば、ひとつ型が出来上がれば、その後の文章がスムーズに書けるようになります。

結論の為に、何の情報が必要か、何を調べれば良いか、何を記せば良いかが分かります。

③の提案のフレーム化は、
既に投稿した、頂き女子〜にも言えることですが、こういう顧客がターゲット、こう言えば売れる、この時期が売れる、このように提案して〜の状態になれば〜が売れる、等を見つけたらそれをできるだけ単語で文章化、チャート化等して記録化しておく。

これを買う顧客には、これも売る、だとか商売の繋がりも分かってきます。
そして、これを売るためには、こういう質問をして、こういうニーズを確認しておくだとか、質問の枠組もストックしておきましょう。
これらを文章化、記録しておくことが重要です。
成功事例を集めていき、それらを整理し、周り、仲間、会社内に伝播することができれば、立派な営業ツールになります。

たまに「お客さまは多種多様なニーズがあってフレームにはあてはまらない」という人もいます。
でも、どんな会社でも、どんな仕事でも、何かモノやサービスを売っているはずで、それを売るに至るには必ず何らかの「同じニーズ」があるはずです。
なので、必ず同じニーズに繋げるための型がハマります。

お客様の現在位置とゴール(課題を解決した状況等)を書き出して、そこにいたるニーズの枝分かれと、それらに対する提案内容等を、整理すれば、社内でも使えるツールにもなります。

枠組化、フレーム化はより効率的に生きる秘訣になります。

フレームをばかにするなかれ








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