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2024年の鹿書房

こんにちは! 架空書店「鹿書房」店主、伍月鹿です
2024年もよろしくお願いいたします

今年は新年から穏やかとは言えない幕開けですね
私も北海道の大きな地震によるブラックアウト経験者として、寒い時期に心細い思いをされている方々を心配しております
色々な経験をしてきた上で、自分ではどうすることもできない状況に陥った際、逃げることは大事だと心から思っております

性格上、逃げている自分に罪悪感を覚えてしまう方なのですが、過ぎ去ったあとにあのときもっと堂々と逃げていれば……と思うことがあります
できない、つらい、こわい、疲れた、周りがにくい、未来が不安
そんな思いを正直に吐露し、目を逸らす権利が誰にだってあると思います
私自身、もっとちゃんと逃げていればなあ、と思う出来事はいくつかあるので、いつか語ることができるようになればと思います


さて、本日は2024年の鹿書房についてのお話です

まずは先日の記事でご報告した電子書籍が無事に発売されました
パティスリー棚岡の磨かれた銀のフォーク
Amazon kindleストアにて発売中です

kindleの読み放題プランご加入の方は無料で読むことができるようです
私も入ったりやめたりを繰り返してますが、期間中に普段なら読まないような本に触れるのは楽しいですよね
作家として「無料で読みました」という報告はされたくない方も多いとは思いますが、私は読んでいただけるのであればなんだって嬉しい人間なので、是非遠慮なくお楽しみくださいませ(笑)

KDPの設定やカテゴリーなどが不明だったため、今回kindle版には後日談のR-18部分をカットした状態での発売をしております
そこでイチャイチャシーンを収録した「熟したイチゴのフレジエ」をpixiv版より加筆修正、エピソードを大幅に追加したバージョンで
boothにてDL販売いたします

熟したイチゴのフレジエ

発売日:2024年1月15日(いちごの日)
対象年齢:18歳以下の方の購入はご遠慮ください
形態:PDF、小説
価格:500円


今後の活動として、これまでpixivとカクヨム等で作品公開をしておりましたが、活動投稿サイトを増やす検討をしております
まだ具体的な活動の仕方は未定ですが、これまで通り自分が納得がいく作品を書いて、投稿して、というスタイルは変わりなく、しかし自分を売り込む幅は広く、を意識してみたいと考えております
あまり投稿サイトの観覧機能を使いこなせていないので、色々な作品に触れる機会も増やしたいです

また自分の作品を整理していて、結局BLを書いているのが一番楽しいし合っているのでは?という思いから、BL作品の投稿も増やしたいと思っております
私は「腐女子」という言葉が大衆的になる前からそうなので、ネット上でそうであることを隠さないと怒られる、という意識がどうしても染みついてしまっております(そういう時代は実際にありましたよね)
いまでも関係のないところや注意書きもなく過激な発言や妄想は控えるべきだとは思いますが、もっと受け入れてもらえる風潮ではあるのではないかと予想
現在BL作品はpixivのみでの投稿ですが、再投稿や加筆修正版の投稿も増えると思いますのでよろしくお願いいたします

毎年挑戦しているpixivのビーボーイ創作BL大賞にもリベンジする気でいるので、そろそろ本気を出したいところ
各投稿サイトのコンテストや各文芸賞もしばらく参加できていないので、体調を考えつつ視野に入れて取り組んでいきたいですね


2023年の振り返りとしては、映画をたくさん見れた年になりました
ユナイテッドシネマの会員カードを作りなおしたので、コロナ禍で自粛していた映画館通いを再開できました
また、夏が暑すぎて長時間避難するのに映画は最適なのですよね……
ナポレオン研究も進み、「それは不可能です、ナポレオン」の執筆も楽しく行っております
念願の鳥取にも行けましたし、函館も楽しかったし、ライブにも行けました
厄年らしいことといえば、姿勢の悪さがたたって腰痛に襲われ、時間とお金にダメージを受けたことくらいでしょうか
先日、健康診断の結果がオールAというお話を聞き、そんな人って実在するんだ……と驚いたくらいには怠惰な生活をしてますが(Eがいつも紛れてるとは口が裂けても言えない)、風邪をひくでもなく私的には健康に過ごせたのでよかったです

小説をネット上に投稿するようになって2024年で17年目になるそうです
初期の頃は主に二次創作を投稿していたのですが、オリジナル小説は昔から書いていて当時から時折載せていた記憶があります
このnoteを開設した際にも語りましたが、今更商業作家になれると考えるほど浅はかではありません
でも、本を出版したかったのは確かです
それは、祖父が応援してくれていたから

昔から作文が得意で、よく学校のおたよりに私の文章が掲載されておりました
そんなとき祖父はいつもどこからか情報を仕入れ、読んで、褒めてくれていました。狭いご近所さん中に噂されるのは気恥ずかしかったのですが、祖父に誇らしいと思ってもらえるのは嬉しかった
そんなときふと祖父が「いつかおまえが出した小説を読むのが楽しみだ」と言ってくれました
小説家になりたいとも、なるとも誰にも言っていなかった密かな夢を、何故祖父は知っているのだろうと不思議でした(兆候はそりゃああったと思いますが)
でも、ほかでもない祖父が純粋に私が作家になれる、と思っているのだと知れて本当に嬉しかった

ハンドルネームの「鹿」は祖父側の家系の苗字から来ています
自分でも気に入っている珍しい名前を残したいという思いで、また、祖父の応援に勇気づけられたことを感謝する思いで、以来使い始めて10年ほどになるかと思います
使い始めた頃は電子書籍が主流になり、簡単に作れるなんて思いもしませんでしたので、あの時描いていたのとはかなり違う形になりましたが、それでも夢の一つを叶えることができて嬉しいです

一度本を作り始めた人が次々と作りたくなる気持ちもわかりました……楽しいのでこれからも自信作をたくさん送り出せるよう頑張ります

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