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エルサルバドルとビットコイン


 今日よく行くスーパーに買い物に行き、ふとレジを見上げるとビットコインで支払い可能の看板がついていた。前からあったかもしれないがエルサルバドルは国の公式通貨としてアメリカドルとビットコインがある。
 ビットコインを国の法定通貨にした国として一躍有名になりましたが2021年までさかのぼって可決までの流れを書いていきます。かなりスピード感のある大統領で一度やるといったことは何がなんでもやる気迫を感じます。

在エルサルバドル日本国大使館のすぐれた資料


在エルサルバドル日本国大使館のレポートがビットコイン情勢について大変わかりやすくまとまって*おりその抜粋に、最近の情報や当時のニュースのリンクなどを貼り付け肉付けしています。

https://www.sv.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00132.html

*この資料を作った方、尊敬します。


ビットコイン法可決後の主な流れ 2021年6月

5日
 ブケレ大統領がビデオメッセージ(米フロリダ州マイアミのビットコイン関連の講演)にて、 ビットコインを法定通貨とするための法案を国会に提出する考えを表明。

9日
 8日夜、16条から成るビットコイン法が国会に提出。政権与党が安定多数を占める国会では十分な審議が行われないまま、賛成多数で9日深夜に同法案が可決。

10日
ブケレ大統領がビットコインのマイニングを地熱発電公社(La Geo)に要請

11日
ビットコイン法が官報に告示。90日後の2021年9月7日に同法が発効。

16日
ブロック・ピアース氏率いる約30社のビットコイン関連企業がエルサルバドル を訪問し、当国政府と意見交換を行う。(注:ビットコインが初期段階だったころに参入、ビットコイン財団の会長を務める。)

24日
ブケレ大統領が国民向けテレビ放送等を通じて、国民に対し、ビットコインの利用に関する説明 を実施

bitcoin アプリ chivoの説明をするブケレ大統領

*chivoアプリ、残念ながらエルサルの身分証明書をもっていないと登録ができません。比較的に移住がしやすい国なので(移民局に就労ビザの取得方法について先日問い合わせに行きましたのでその紹介も後日したいと思います)DUI(身分証明書)を取得できると外国人でも登録がもしかしたらできるかもしれません。

次はビットコイン法発効後について書いていきます。


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