レコードレビュー 132枚目 Band On the Run (50th Anniversary Edition)

今回は、先月リリースされた、ウィングスの大名盤バンド・オン・ザ・ラン の50周年記念
エディションのレコードをレビューしていく。

今回のエディションは、2枚組となっており、
ディスク1 が愛しのヘレンが収録されたアメリカ盤、
ディスク2が、オーバーダビング等が無い、
アンダー・ダフトミックスが収録されている。

レビューの前に、もし、これからレコードでの購入を考えている人は、値段は高いが、ユニバーサルミュージックストアからの購入をお勧めする。
なぜかというと、私は、去年の12月に、予算の都合上、海外のポールのサイトから頼んだものの2月に
なってから急に、キャンセルされ返金対応となってしまったからだ。
だいたい、なぜ?2枚組のエディションをディスク・ユニオン、タワーレコードといった一般的なお店に置かないのだろう?
名盤なのだから、レコードで売ったほうがcd よりも購入されると思うのだが、、

さて、肝心の音質に戻ろう。
両盤、聴いてみた所、全体的に滑らかで綺麗な音質と言った印象を抱いた。
ベースの音は強調されているものの全体的に
何か、綺麗すぎてもう少し、迫力がほしいと思う。
シートを被せてテレビを見ているような感じた。
個人的には、私が持っている、日本盤のeps-80235の方が音に迫力がありそちらの方がレコードで聴くのならいいと思った。

また、アルバムの感想になってしまうが、今回新しくリリースされたアンダーダフト・ミックスももっと、アウトテイクで歌詞が違う、演奏バージョンが違うといった違いを期待していた私にとっては、思っていたよりも違いがあるとは思わなかった。

星は3.2