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アートを学ぶ楽しさとMidjourney
Midjourney(以下MJ)に、描きたい絵や写真を描かせるには、一体どれだけの知識や経験が必要だろうか?と途方に暮れるときがあります。それでも、楽しいのは、おそらく自分の中に何かしらの表現欲求があり、MJがときより、それを満たしてくれるからでしょう。
長い道のりにはなるでしょうけれども、その旅の途中の楽しみもあります。そのひとつは、今まで知らなかった過去、あるいは現在も活躍するアーティストや写真家、映画監督との出会いです。
プロンプト(指示文)の中に、そうしたアーティストの名前や美術様式のワードを見つけたら、それがどんな雰囲気、色合い、構図を持っているのか、調べてみましょう。そのアーティストの中に、自分との共通性や好みを発見できるかも知れません。
先に掲げた動画は、映画監督のウェス・アンダーソン(Wes Anderson)さんの最新作『アステロイド・シティ』の予告動画です。
![](https://assets.st-note.com/img/1704438782414-n9LHIHYjE9.png?width=800)
構図も面白いですが、色合いや配色が特徴的ですね。MJでは、こうした特徴をご自身の作画に付け加えることができます。では、早速やってみましょう。まずは、基準となる絵を描画します。
Two children, Boy and girl standing in room, --v 6.0
![](https://assets.st-note.com/img/1704441050649-mc5d3wy4tO.png?width=800)
続いて、映画監督のウェス・アンダーソン(Wes Anderson)のプロンプトを付け足します。by + 作家名でおっけいです。
Two children, Boy and girl standing in room, by Wes Anderson, --v 6.0
![](https://assets.st-note.com/img/1704441198902-5Fe0oMTWg7.png?width=800)
著作権的にどうなのよ?と言いたくなるけれども、難しい話は置いておいて、ずいぶん表現が変化したかと思います。下記サイトでは、ウェス・アンダーソンさんを含む、現在4,710ものスタイルを参照することができます。
あまりに膨大なので、これまた途方に暮れるのですが、これからも素敵なアーティストや様式を、ときおりピックアップしてご紹介したいと思います。
※「by + 作家名」を、プロンプトに書き加える方法もありますが、ウェス・アンダーソンさんの作風は、色の要素が強いので、その色あいを用いる方法もあります。後日、まとめてみたいと思います。
注:本著「Midjourneyの教科書」は、Midjourney使用者を対象に書いています。また、記事公開後に、加筆修正、あるいは記事そのものを削除することもよくあります。あらかじめご了承ください。
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