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Midjourneyは新しいデジタルカメラ

Midjourney(以下MJ)は、新しい概念の「デジタルカメラ」と言えるかも知れません。カメラといえば、キヤノン、ソニー、ニコンといった日本製のカメラが、世界を席巻していますが、この10年で、アップルやグーグルが、スマホ(カメラ)で追い上げ、ついに、2022年、画像生成AIのMJが誕生しました。まさか、こんな角度から、新しい「カメラ」が登場すると思っていなかったので、長生きしてよかった!です。

MJには、すでにいくつかの世代(のカメラ)があります

最初のバージョン「1」の公開は、2022年7月13日のことです。2024年1月現在の最新バージョンは、「6ALPHA」です。特筆すべきは、たったの18ヶ月で、10種類のカメラ(Nijiモデルを含む)を発売していること、そして、その10種類のすべてカメラが今も使えるようになっていることです。

パラメーターを設定することで、すべてのカメラを使うことができます。パラメーターは、--v(--version) <1, 2, 3, 4, 5.0, 5.1, 5.2, or 6>

パラメーターは「変数」という意味で、プロンプト(指示文)の後ろに記述します。
パラメーターは、プロンプトと違って、厳密に記載する必要があります。コンマやピリオド、スペースなどのちょっとした間違いで、反応しなかったり、エラーが返ってきますので、正確に記載するようにしましょう。

A portrait of a fashion model with ginger hair wearing a white cotton lace dress, double exposure, --v 6.0

MJは、多重露光撮影もできます。

A portrait of a fashion model with ginger hair wearing a white cotton lace dress, double exposure, --v 6.0

「多重露光」とは複数の写真を重ね合わせて撮る技法のことです。MJで撮影するには、「double exposure」をプロンプトに記載します。幻想的な作品作りのために、知っておきたい「呪文」(指示文)のひとつです。



AI-ARTIST / 作家紹介


hana.kotobaさん。
https://hanakatoba.com/


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