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4.心との向き合い方

「もし本当に、残りの人生が少なく限られてるなら、どう自分と向き合って行くか」
そう考えるようになりました。

病気は治す。必ず治す。

そこに揺らぎはなくて、
ただ、治療に関しては先生を信じてお任せする。

病気を治すには、物理的な方法と心理的な方法があると思うんです。
物理的とは、お医者さんがしてくださる事。
心理的とは、自分が心がける事。

お医者さんがしてくださる事を邪魔しない、
自分の心のケアは自分でしようと決めました。

だから、
僕のできる事、しなければならない事は、
どう病気をうけいれるか。

その一点だけでした。


命の恩人

僕には、命の恩人の方がたくさんいます。

病院の先生、携わってくださった看護師さんや、
その他たくさん。

その中に、当時どういう経緯でつながったのか
ほんとたまたま読み続けてたブログを書いてる先生がおられて、その文脈というか文章からでる雰囲気が好きで、
ずっと読ませてもらってるブログがありました。

その先生に、
こう書いてLINEを送ったんです。

「実は、病気になってしまいました。
どうしたら治るかとか、治す方法を教えて欲しいのではありません。

これからの人生、自分がどう向き合って行ったらいいのか。
どう取り組んでいったらいいのか、相談させていただけないですか?」

書いた文は違うと思うのですが、こんな内容だったと思います。

ただ、送らせてもらってから数日か、一週間か…
返事がなくて、
(悩ませてしまったんだろうなぁ…)と思い、
LINEに
「申し訳ありませんでした。簡単に答えられることではないですよね。気になさらないでください。ありがとうございました。」と伝えました。

後で聞いた話しですが、やっぱり簡単なことじゃない。
どうしょうか、私にできるだろうかと悩まれてたと言ってました。

「自分に受け止められるか考えて時間がかかりました。
一緒に学ばれますか?」
そうおっしゃってくださりました。

この日から、
僕と先生の学びが始まったんです。

この時、僕の中では
微塵も先生に病気を治してもらおうとか、
治る方法を教えてもらおうとか全くなかった。

ただ、病気と共存する心を学ぶ。

それだけを考えてました。


2022.11.7

(なかなか思い出しながら書いてるので、時間がかかって。
見てくださってる方の中には、早く結果をと思われてる方もおられると思いますが、どの部分が誰にどうプラスになるかわからないので、僕に起こったすべての事を書きたいと思ってます。是非少しづつでも読み進めてもらえる事を願います。)

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