イボのあるカエル

今日も田んぼで草取りでした。
田んぼにはいろいろな生き物がいますが、中でもよく見かけるのがカエルです。
この地域ではビキタンなどと呼んでいます。
表面がイボイボしたカエルは何種類かいますが、子供の頃はそんなカエルを触るとイボができる、と言われていました。
ですので、未だにイボのあるカエルを掴むのには抵抗があります。
実際には今までイボのあるカエルを含め、いろいろなカエルを捕まえましたが、イボができたことはありません。
田んぼでよく見かけるのは写真のカエルで、身近にいるカエルの一つです。
いつも見ていただけに、イボが感染るという迷信を長い間信じ、子供の頃は触る事ができませんでした。
一方、たくさんいたので、よくカエル釣りの対象になっていました。
猫じゃらしの先の部分を、カエルの口のサイズだけ残してしごき取り、カエルの目の前でピロピロしてやるとすぐにパクついてきます。
そのままにしておくとすぐに吐き出してしまうので、くわえた瞬間に引っ張り上げ、くわえたまま宙ぶらりんになるのを面白がっていました。
そんな存在のカエルでしたが、表情豊かな生き物なようで、YouTubeなどで紹介されているカエルを見ると、意地悪するのが気の毒になってきます。
今の時期の田んぼでは、オタマジャクシとカエルの中間の姿をしたものをよく見かけます。
田植え時期の賑やかな鳴き声も今では落ち着き、少し寂しくなったこの頃です。

何を見ているのだろう

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