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秋祭り

今日は少し冷える朝で、日中も肌寒い1日でした。
この集落では、秋祭りがある頃は冷え込んでくると言われていて、例年なら10月の終わりには霜が降りるのですが、今年はまだ霜が降りるほどの冷え込みがありません。

今日は集落の神社の秋祭りで、11月に入ってからしめ縄作りや清掃、神社に奉納する舞や臼太鼓の稽古が行われていました。
昨日は何年かぶりに前夜祭が行われ、久しぶりの賑やかな秋祭りになったみたいです。

公民館での舞

私がこちらに移住した頃は、感染症対策であらゆる行事が中止になっていたので、こちらに移住して初めて準備からお祭りまで見ることができました。
20年ほど前に祖母がまだ健在だった頃、この秋祭りを見ましたが、その頃は神輿を皆で担いで集落内を練り歩いていました。
今では高齢化と過疎化で担ぎ手も少なく、軽トラックに神輿を載せ、太鼓や鉦を叩きながら集落を巡回するようになりました。
担ぎ手が少なくなったとは言え、臼太鼓や神楽を舞う人たちがいるので、秋祭りを見に集落内の人たちが集まる賑やかな行事です。
今日までは毎晩のように公園で薄太鼓の練習が行われ、静かな集落を鉦の音が鳴り響き、その練習が終わるとそのまま公民館で前夜祭の芝居の稽古と、お祭り前はとにかく集落の人たちは忙しそうでした。

公民館前での臼太鼓

写真は神社に奉納する前の公民館での舞と臼太鼓で、この後神社に移動して再び舞と臼太鼓が奉納されます。

久しぶりに今まで通りの行事が行われ、昨晩の前夜祭は公民館で行われたのですが、公民館の入り口に屋台が出ていたので、1軒でも屋台があることで何か特別な日を感じることができました。

神社での舞の奉納

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