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◎己巳(干支番号6):(気位高いが穏やかでやさしい人)

己巳(戊庚丙):天将星(石門調舒玉堂)   12-4

『この日をもって「嶺頭の畠」とする。
つまり高地にある燥土の畠なのである。~』
(朱学院算命学六十花甲子法の己巳日より一部抜粋)
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*解説
己土の巳火は、夏の乾いた畑ですが、ただの畑ではありません。
「嶺(りよう)頭(とう)の畠」としているのは、従星の天将星が頂上や頂点。
いわばトップの星を意味するので、ここでは平野部とは違って高原の畑と解釈します。

なので、
初夏とはいうものの、高原の気候は冷涼。
気温、気圧、湿土が低く、太陽からの日射のエネルギー量も多くなります。
また、風も平地に比べて強くなります。
おまけに平地のような水流は確保できません。
だからこそ、偏晴偏雨はありがたくないのです。
それで、宿命において、ほかの天干と地支には火と水のバランスが大切ですよと書いてあるわけです。

性格は、
天将星とはいえ、二十八元の本元が母性愛と慈愛の玉堂星です。
なので、
情に厚く、面倒見の心が大きい。

また、
石門天将よりは穏やかでやさしくなるため、女性は誠実で賢い婦人になります。
ですが、
なにぶんにもエネルギーが最強ですから自我心が強く、気位が高いといった、いわば頭領の星です。
それで、理想を相手に求めるあまり、決断を先にのばすことがあるので晩婚になりやすい。

また、この干支は、
本元玉堂とともに陰干であることからして、天将星を持つ干支の中では、第一の平穏さを持つ人とされています。
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竹下景子、秋元康、畠山鈴香、帯津良一、明治天皇、平山ユージ、純歌、里見治、大島笑福、二谷友里恵、山本太郎、大泉洋、須藤元気、ルーズベルト、バラクオバマなど

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