変わらない事実と、受けいれる自己受容感
先月、すべてのトレーニングを受け終わったので、
約一か月半受講してみてどうだったか、今後どうしていくか、
自分ために振り返りを書こうと思います。
<プロフィール>
【年齢】24歳
【学歴】大卒
【業界】小売
【経歴】入社3年目
【職種】販売職
受講する前までの私
新卒で入社し3年目。
就活は、正直言うとコロナ禍を言い訳にであまりちゃんとやらなかった。
ちょっと興味があった業界でたまたま一社目で受かったから決めただけ。
経験積んで合わなかったら次行けばいいや~とかるく考えていた。
そしてある意味では発言どおり、3年かけて一通り経験を積んだうえで、この会社の働き方やっぱり合わないな、、もうしんどいな、、、。となった私は心の中で転職ををいよいよ決意した。
しかし、この時の私はそもそもただ辞めたいだけで、次は何をしたいのか全く決めていない状態だったので「次のセール終わったらやめたい」、「そろそろ転職したい」、と口ではいいながら全く行動に移せず、ずるずると仕事を続けていた。
そんな時だった。友人からこう言われる。
「区切りのいい時に辞めるってよく言ってるけど、タイミングだけ伺っていたらズルズル続けてしまうだけじゃない?」
この言葉をかけてくれた友人は転職に向けて実際に退職を申し出たらしく、行動し始めている人からいわれて、口だけだった私の心にはこの言葉がすごく刺さった。
そのおかげでようやくスイッチが入り、本気で行動してみようと思った私は以前から気になっていたPOSIWILL CAREERの無料相談を転職活動への最初の一歩目とすることにした。
無料相談へ
最初、ポジウイルを始める気はなかったので評判のいい無料相談だけでも、とおもい予約した。
担当していただいたのは女性の方で、気さくで素敵な方だった。
評判通り無料相談の時点でとても濃い内容だったなと今でも思う。
無料相談の時点で過去の振り返りをしてみると、
・嬉しかったことも、嫌だったことも同じトーンで話している。
⇨話していても感情が見えてこない。
・せっかく頑張ってやったことであっても、「それしかやってこなかった」など、マイナスな言い方で表現するのが気になる。
⇨自己容認が低い(思考の癖)。要改善。
という指摘をいただいた。同時にそういえば昔友人にも同じようなこと言われたな~と思い出した。
そういうところあるな、とは前から自分でも思っていたけど
まだ数十分しか話してない人に自分のこと話すだけで伝わるぐらいなんだ、、と衝撃だった。
また、この話の時に、逆に未来をどうしたいとかイメージできますか10点中なら何点?と聞かれて、即答で0点ですねというと、
そんな人なかなかいないです。と言われ今度はちょっとショックを受けた。
ただここで、
「自分の心の土台部分が否定する癖が強いせいで不安定なんだから、
土台の上にある未来に対して0点が出てもしょうがないですよ!
逆に今はその状況でいいです!安心しててください!」
と明るく笑って言ってくれたことが嬉しかったのをよく覚えている。
マイナス部分もポジティブに置き換えてくれたことで不安が消え、
そりゃそうだと納得できたし、この時に あ、ポジウイルいいな、と思えた。
ここで話をいったんまとまめると、
そもそも私は、転職するしないの前に 自分のことを自分で否定しがちな状態という根本的な問題があり、そこから改善していかないと納得して自分の道が選べず迷うことの繰り返しになってしまう ということだった。
こうして最初は無料相談だけでも、と思っていた私だったが、
思っていたより否定癖という認知のゆがみが存在していたこと、
友人でもなく第三者の指摘が私には効果がありそうだと実感できたこと、
が無料相談でわかったので、
これは自分にとって一回やってみる価値あるんじゃないか?と思い
さっそく申し込むことにした。
―メインは自己否定の話で進んだが、あともう一つ印象的な話があった。
楽器をやっていたり、読書が好きなどの話になった時に、
「物語が好きなんですね。
だから心が動けば何にでも取り組める人なんだと思います。」
と言われたことだった。
物語が好きというのは、自分でもまたそういう性質あるな~と思っていたけど今度は物語が好きってなんだ??と自分でも上手くのみこめなくて、こっぱずかしくなり、誰にも言わずひっそりとしまっていた部分だった。
なので、それを一発で指摘されたこの時は本当にびっくりしたし、
私の好きを見つけてもらえたことがうれしかった。
(申し込み後の面談で、この無料面談担当してくれた方は実は役者さんをしていたことがあったそう。だからわかってくれたのかもしれない。)
私のゴール
面談を申し込みトレーニング開始。
1回目のトレーニングが始まるとまずゴール設定をおこなう。
5回すべての振り返り書いてたら心と手が折れるので、
①、②のゴールを中心に面談内容を振り返る。
① 無料相談で自覚した自己否定癖の改善、自己受容感・自己肯定感を高める。
①に関して、まず伝えられたのは、
自己否定癖の認知のゆがみはすぐに直せるものではなく、半年くらいかかるかもしれないこと、「欠点」に目が行きがちなのを、「出来たこと」へ目が向けれるように練習していく必要がある、ということだった。
したがって、面談ではいつからそういう風に否定癖を持つようになったのか話しながら要因を振り返っていく作業と、「自己受容ワーク」というものを毎日記録を付けていく課題をこなすことに。
要因としては、中学時代の厳しい運動部にいた環境のせいではないか、という話になった。
バスケットボール部 (補欠)
・入部したものの、瞬間的な判断力がいる競技なのにそれが苦手すぎて焦るし、激しい接触プレーが怖くて全くプレイを楽しめていない自分。
・とても厳しく、強い言葉で怒鳴って指導してくる顧問
・部員同士でもミスすると応援ではなく強く怒鳴られることがとても怖かった。
・途中で自律神経失調症になり、激しい動悸・食欲不振など起こす。
まとめると、練習中でもどんな時でもミスすると怒鳴られる環境に毎日おかれており、
最初からできると思ってミスすると怒鳴られるし、
体に支障が起きるレベルでストレスを感じるくらいなので、
逆に最初からできないと思ってやった方が傷つかずに負担が少なくてすむ、
という風に、自然とストレスから自分を守るために出来上がったのが否定癖だったと整理できた。
ここまで整理できたときに、トレーナーさんからいくつか質問がでた。
Q,怒鳴られるのは怖いけど、それはあなたにだけそんな強く指導が飛んできていましたか?
⇨顧問は自分だけではなく、全員にいつも厳しく指導していた。
Q,その時の自分に、今の自分ならどう声を掛けますか?
⇨居場所はそこだけじゃないよ、と教えてあげたい。
きっとこの質問は「主観的」ではなく「客観的にみる」ことをしただけだが、私にとっては当時のしんどい気持ちが軽くなったのが分かった。
事実と、主観=とらえ方を変えていく。
起こった事実は変わりようのないものだけど、それをどう受け止めるかは自分次第で変わっていく。
過剰にネガティブにとらえるか、客観的に冷静に受け止めて次へ切り替えていけるかは自分で変えていける。
どこかの書籍にいくらでも書いてそうなことだけど、自分が体験して初めて納得できた。
そうして要因の整理と、主観のとらえ方を学んだところで、
「自己受容ワーク」という課題が出る。
内容は、
毎日、「うまくいったこと/よかったこと」、「うまくいかなかったこと/よくなかったこと」を記入し、それぞれの項目に対して自分でほめたり、受け止めて励ましの言葉を書いていく、というワークだった。
うまくいったことは、素直に自分をほめてあげる。
うまくいかなかったことも反省点を書くのではなく受け止めてあげる。
朝起きれたなど些細なことからなんでもいいのでとにかく出来たことに目を向ける練習を始めてみることになった。
最初は日記なんて続いたことなかったし、本気で何書けばいいのか全く分からなくて不安だったけど、頑張って続けていくと変化があった。
今までこなすだけだった業務も 「あ、今日これ頑張ったからワークに記入しておこう」となり、それが1週間続けば、1週間分の何かしら自分ができたことが毎日書いてあるページが出来上がる。
それを見たとき「毎日ちゃんと自分頑張ってんだな~」と
自然と自分を肯定的にみることができた。
いつもなら、あれがうまくいかなかった、こうしとけばよかった、、と思考がぐるぐるすることはあっても、
今週はあれがうまくいってよかったな~、今回はあれが失敗せずうまくできたな~と、自然にできたことへ目が向くようになったし、
職場でも、ほめられたりすると、そんなことない‼と反射で否定してしまって何も返事ができなくなるので苦手でだったけど、
ちょっと肯定感上がってきたおかげか「頑張りました~」と言えるようになったのも変化だな~と日々の生活も少し変わっていけた。
あと続けれたポイントとして大きかったのは、日記というほどがっつり文章を書くわけでもなく、メモくらいの数行書くだけで気軽に続けらるところ。
卒業した今もこのワークは続けているほどお気に入りになっている。
② 未来設計を通して、自分が納得する人生の軸を言語化する。
つづいて、②に関しては、「4Lワーク」をおこない、
Labor(労働)、Love(愛)、Learning(学習)、Leisure(余暇)を100%の中でそれぞれどんな割合で過ごしていきたいか、と考えていくことで未来設計を言語化していった。
普段どう暮らしているか現状を聞いてもらいつつ、
今の24歳から3年後(27歳)、6年後(30歳)どうしていきたいか4つの項目で落とし込んでいく。
例えば、Labor(労働)でいえば今は55%ぐらいだと感じている。
要因の1つは、1日の仕事の拘束時間長いところ。
昼食すられないくらい昼休憩取れないこともあるし、遅くまで残業したと思ったら研修で早朝に出勤させられたり、、、、
やりがいは、人のために役に立つ仕事だとは思うけどさすがに限界、、、。
なので、3年後には30%くらいに収めていきたい!のが次の目標。
そのためにはやっぱり職を変えないと、
今の会社で次出世して店長になったらおそらく55%が減るどころか80%くらいになるかな、、、。(今の店長たちのの働き方を見て)
時間で言えば18時までに定時の仕事で、休憩時間やオンオフがしっかりとれるところに行けると30%へ納めていけそうかな~と予想。
やりがいは、人の役に立つにしても、どんな人に?どうサービス、価値提供したいか?も今後考えてみる。そこも考えた方が自分も無理しない環境で働きやすくなるはず。
と、こんな風にまず数字を決めて具体的になるから、
漠然と将来どうしたい?とあたまをウンウン唸らすよりも、
このぐらいの割合にしたいから、今からこうやっていく、、、と逆算で考えていくのがとてもイメージしやすくてよかった。
私の場合は区切りのいい30歳まで一旦考えたけど
次の3年後の27歳になったらもう一度グラフ作り直してもいいし、
30歳到達しちゃったら今度は40歳まででグラフ考えてみたい。
人生の軸
4Lワークのときに人生の軸、というものも考えてみることになった。
4Lワークを書いていたときにトレーナーさんに
「周りの人を大事にしたい」という思いが伝わってきたので
人生の軸に入ると思います、といってもらえた。
この時わたしは、周りの人を大切にすることは当たり前すぎたので
人生の軸ではないのでは?、と一瞬思ってしまった。
けれど、当たり前すぎるから、ありきたりだから、って
それって周りの人とかと比べたらでてくる考えで、
今までだったらそれで終わっていたけど、
人生の軸にしてはいけないことはないし、大切にしたいと思うならそれは
たしかに私のひとつの軸だ。と素直に認めることができた。
これもワークの中で少し成長できた自分だから素直に書くことができたんだろうな、と肯定的に思えた。
もう一つの、「一人でも生きていける」っていうのは、
今ものすごく一人暮らししてみたい!っていう気持ちがあるのと、
数年前、芸能人のだれかが結婚した時に聞いた言葉で
「一人で生きられないから結婚するのではなく、
自分一人でも生きられる自信がついたから誰かといられるようになった」
っていう話を聞をきてその考え方すごく素敵だなと思っていたので
私もキャリアを今考えたり、一人暮らししてみたりまだまだやってみたいことたくさんあるからその経験していく中で一人で生きてける自信や器量がついたらもっと周りの人やいつか出会う(はず、、!)の良い相手の方を大切にしていけるのかな、と軸にした。
以上、今のところはこの2つを人生の軸として中心に据えていこうと思う。
結果と気づきまとめ
まず結果を書いてみるとこんな感じ。
無料相談のとき、未来についての理解で0点ですね~!と即答していた私だったけど、トレーニング最終回でポジキャリ診断というの受けたとき、(初回と最終回でおこない変化を比べれる。)全部の項目の点数が上がっていた。
特に未来に対しての項目が伸びていたのが素直に嬉しかった。
0点って思ってたくらいだから伸びるしかないとは思うけど、それにしても納得感もって進めれたから満足感は高い。
私の場合、その時々取っていた「行動」は「事実」なので、
変えようのない事実から、なぜそうしたのか?そうしたかったのか?と
深掘りしていくことで自分に対して納得感があがった気がした。
そんなつもりで行動したわけじゃ、、、と否定したくなっても事実は変わらないので素直にそうしたくてそうしたんだ、と自分の気持ちを認め、自分で褒めてあげたりして自己受容感を上げていくことが言語化にもつながっていくんだと思う。
今後
また自分用に今後どうしていくのか宣言的な感じで書くだけなので、
ここは本当に読まなくていいです。
・4Lワーク作成中に気づいたのが、3年後ってまだ27歳、なんだなと思った。なので就活の時よりは目標をもって動くけど27歳までは試行錯誤の時間だと思って転職したり一人暮らしをやっていく。失敗は恐れない!
・10月には転職サイト、AG登録したり、面接受け始めたり、動き始める!
・「本当の自分が分かる心理学」読む
ワークで紹介してもらった本。実践的な部分はわたしはあんまりはまらなかったけど内容はとても参考になる。読み切ってないのでちゃんと最後まで読も!
感想
約一か月えいや!と始めてみて、どうなるか不安だったけど
改善も見られたし、言語化も進んだので個人的には満足のいく結果になった。受けてよくなかったか、よかったで言えば本当に受けてよかったと思う。価格がなかなかの価格なので、価値を感じる人は別れちゃうと思うけど、、。
私は、友達じゃなかなか言いにくいことも、話しすぎかな話しすぎかな?と遠慮することもなくひたすら話聞いてくれる存在がいるということがもう価値があった。
品のない言い方だけど、お金払ったからにはうだうだ話しますがとことん聞いてください~!という分にはちゃんとやってくれたと思う。
私の担当のトレーナーさんは私が言葉に詰まるたび、じっと言葉がまとまるのをまってくれる方で、待ってもらうことに最初は緊張したけどこの人は待ってくれるっていう信頼に変わっていって
大変だったけど、このおかげで本気で自分についてとことんうだうだ話すことに取り組めた。
友達がみんなジム契約し始めるなかなか一人挑戦してみてよかった、、。
体はお金かけなくてもその辺走って家で筋トレしてれば0円で痩せれるからな、、と言い聞かせて筋トレしてよかった、、。(走ってはいない)
と、そんな感じで以上が私のポジウィル体験記の感想でした。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
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