建築学生の日常#1 「卒業制作が終わって」
こんにちは。
普段、建築学生をしているものです。
今回は私の卒業制作の進め方や後悔したことも含めてやっておくべきだった事などについてお話しようと思います。
1)何から手をつけるべき?
ゼミの活動の関係で、本格的に始まったのは10月から。
それまでは、先生とコンセプトや対象地域についてのエスキースを数回重ねていました。具体的には、現地調査や滞在をしていく中で、テーマに沿った対象地域の問題点を絞り込んでいました。
始めから、なんとなくやりたいことについて決まってはいたものの上手くまとまっていない時期がありました。
もちろん先生にも相談をしていましたが、何かがチグハグのままでした。
その時に、読んだ本が「卒業制作 コンセエプトメイキング」です。
実はこの本は、三年生の段階で購入して読んでいました。その際は、設計の進め方含め共感を得るコンセプトを提案するために読んでいました。
この本を読んだ後、不足している情報と今後の進め方についてまとめなおしました。
何から手をつけ始めていいか分からないときはとりあえずこの本を読んでみることをお勧めします!
2)楽しくやったもの勝ち
かなり細かい部分まで作りこまなければならない卒業制作。パソコンとにらめっこしているだけでは、解決できない問題がゴロゴロ出てきます。
そんなときは、本を読んだり、友達に相談するなどしてアイデアをインプットしていました。時間がなかったため、得た知識をすぐにカタチにして、先生に見せては考え直してを繰り返していました。
時には、どうしようもなくやる気がなくなったこともありました。
そんなときは、自分なりに小さなご褒美を与えて耐えていました。
ex) 新作アイスを食べる、料理をする、友達とくだらない話をするなどなど、、
3)やりきったはずの卒業制作
怒涛の卒業制作が終わりました。
やりきったと思った卒業制作は、後悔することだらけでした。
好評を受けて、自分の建築能力の足りなさやデザイン、違う考え方があったかもと思いました。
何より、悔しいと感じたのはプレゼン方法です。
インパクトの残りにくい=無難な紙面と模型
に終わってしまったことに後悔を感じました。100以上の作品を見る先生方にとって、どれだけ印象に残っているかが勝負になってきます。
発表が終わった後、
ゼミの先生からもやはりプレゼンの仕方への指摘がありました。
「もっとインパクトのある紙面と模型であれば、選ばれていてもおかしくなかった」と言われた時には、思わず涙が出ました。
4)私の卒業制作はこれからも
この経験をきっかけに、建築力ももちろん、
自身の提案を魅力的に伝える
ことについても、学んでいこうと思っています。
大学院に進学後、いろいろ発信してきます。気になった方はまた覗いてみて下さい。以上、私の卒業制作でした。
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