思いやりを感じます

北海道マラソンに向けて適度にトレーニングを実施中である。
ゆっくりゆっくりと走っているつもりでも、ついついペースが上がってしまう。
それはまだ身体によろしくない。
7分/kmをより速く走ってはいけないというのが今の私のルールである。
この大型連休で身体作りをしようと考えている。

自宅の前がサイクリングロードになっているので、そこを走っている。
元々は鉄道が走っていたのだが、利用者が少なく廃線となり、今はサイクリングロードとして活用されている。
自転車でこの通りを走っている方は結構本格的な姿である。
散歩をしている方もいるし、私と同様にランニングをしている方もいる。
すれ違うとき、走っているか歩いている方には挨拶をしている。
何人かいる、名前も住所も知らない顔見知りさんと行き合うと、ちょと嬉しい。
年配のお父さんなどとは、たまに数分会話することもある。
87歳ってだいぶ前に言っていたけど、元気だろうか。

走っていると、ところどころで道路を横断する。
それなりに交通量の多い道路を横断することもある。
なので、なかなか車の流れが切れないことも多い。
自転車の方も車の流れが切れるのを待つことが多かった。
しかし、最近、信号のない横断歩道で待っている歩行者や自転車がいると止まってくれる車が増えている。
って、これ、本来は当たり前の話で教習所でも教えられていることなのだが、地域によって習慣が異なる。
岩手県を訪れた時には、横断歩道の有無に関わらず、歩行者が道路を横断しようとしていると、車は止まってくれて、歩行者を優先してくれた。
これに、かなり心を動かされた記憶があり、私自身、歩行者を優先するように心がけている。
だた、私が住んでいる地域は、あまり歩行者を優先しようとう意識が低いようで、横断歩道で待たされることが多っかった。
ところが、最近、横断歩道で車が止まってくれるのである。
なんだか、嬉しいのである。
車を運転する方の気持ちに余裕があったり、その方もランナーだったり自転車をやっていたりという、非自動車運転者目線を持っているということがあるかもしれない。
止まってくれた運転者に我々は感謝の意を込めて手を挙げる。
それと同時に、できるだけ早く横断歩道を駆け抜けるようにする。
このお互いの呼吸がなんとも心地よい。
このような心遣いが共通の思考になっていくと世の中平和なんだよなぁと考えたのであった。
あまり期待過ぎないようにするけれども。

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