気持ちの向けどころ

本日、新部長からの2024年度キックオフの説明があった。
10年以上前、彼は私の上長だった。
当時大変良くしてもらったし、彼のことはそれなりに知っている。

説明の中で、プライベートの話があり、魚をさばくことが趣味だと言っていた。
以前の職場で環境が大きく変わり、ストレスがある中、以前からやってみたかったので始めたとのことだ。
で、いざやってみると、包丁を使うので結構手を切ったりすることがあるのだそうだ。
それで、相当集中してやらないと危険だということで、自然と魚をさばくことだけに気持ちが向き、他のことを考える余地がなくなるのだという。
それで、魚をさばいて食べることが彼のストレスへの対処法だと言っていた。

部長も色々工夫してストレスと付き合っているのだな。
私に置き換えると、合氣道やギターなんだろう。
自分の気持ちを100%向けないとできないことに向き合っている時は、雑念を抱いている心の隙は微塵もないのだな。
全力でひまつぶしをすることの効用に改めて気付かされた。

なお、部長はストレスが大きくなると、さばく魚が大きくなるそうだ。
今回の異動の際、さらに上役の方に自分のミッションを聞いたところ、明確な答えが返ってこず、30cmくらいの鯵をさばいて食べたとのことだ。
ストレスは絶えませんな。
私の働きが、部長のさばく魚がこれ以上大きくならないようなものであると良いのだが。。。

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