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『ニーちゃんッ!最高ダヨッ!そのプラン!』

ハイボールを飲みまくったあげく 金の成る話にテンションがブチ上がり 目が円マークになりながら鼻息あらめになってしまった弟。


『とりあえず 乾杯しとこ♪』

鼻息が荒い弟を横目に 満更でもなく 今後の兄弟で実行する壮大にグレーな計画に頭を巡らせながらハイボール用にソーダを追加する。

傍目には、オジさんが二人で楽しそうに呑んでるだけの街でよく見かける様な光景。

誰も兄弟だとは思わないくらいに 僕ら兄弟は
顔立ちや体格が似ているわけでもいないが不思議と仲が良かった。

今日は、兄弟の盃を交わしながら
年末に両親から依頼された 父の故郷である鹿児島の本家の墓仕舞いと認知症で身寄りの居ない叔父(85歳独身軽度認知独居)と叔母(82歳認知症、病院住まい)の終末の管理について話し合いをしていた。

もちろん、ただの親孝行を目的とした取り組みの為に話し合いをしているわけではない。

僕ら兄弟が眼光を円マークになりながら話し合う計画の目的は、
本家と高齢の叔父、叔母の土地建物、保険金を含む全財産を兄弟で上手く譲り受け山分けする事である。


この物語は、僕ら兄弟がこのエグイ計画を実行し本家の金を巻き上げながら 目の前で遭遇した【相続】や【墓仕舞い】【老後】のリアルを綴ったものです。



【注意】
これから先はエグイ内容になりますので、心優しい方はこれ以上は胸糞悪くなること必須ですので読み進めるのを辞めてください。

心が腐っている方は、引き続きお付き合いください^ ^

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