本家の墓仕舞いと相続関係を請け負ったエグイ兄弟の物語

父親から頼まれて、鹿児島にある父親の本家の身寄りが無い独居老人2人(伯父85歳軽度認知…

本家の墓仕舞いと相続関係を請け負ったエグイ兄弟の物語

父親から頼まれて、鹿児島にある父親の本家の身寄りが無い独居老人2人(伯父85歳軽度認知独居・伯母82歳認知で病院)の最後と墓仕舞い・相続関係を請け負った中年経営者。弟と組んで遺産を出来る限り二人で山分けする為に古今奮闘する兄弟の物語。遺産相続リアル・墓仕舞い・老後リアル

最近の記事

エグイキックオフミーティング まず初めは…

兄 『現状把握から取り掛かろう。』 『色々と取り掛かってみて 実際たいして儲からないかもしれないというケースは避けたい。骨折り損リスクが無いのか 僕らで、確実な情報収集を元に仮説検証をあまりコストをかけずに実行しよう。』 ホッピーをカラカラと混ぜながら話しだす。 弟 『承知。』 ホッピーをカラカラと混ぜながら完全に武士モードの弟が返信する。 このキックオフミーティングで決まったアクションプランは以下の通り。 ①役所で叔父名義の所有不動産の資料を取得 ②叔父の預貯金

    • ブラザー結成

      弟 『ニーちゃんッ!最高ダヨッ!そのプラン!』 ハイボールを飲みまくったあげく 金の成る話にテンションがブチ上がり 目が円マークになりながら鼻息あらめになってしまった弟。 兄 『とりあえず 乾杯しとこ♪』 鼻息が荒い弟を横目に 満更でもなく 今後の兄弟で実行する壮大にグレーな計画に頭を巡らせながらハイボール用にソーダを追加する。 傍目には、オジさんが二人で楽しそうに呑んでるだけの街でよく見かける様な光景。 誰も兄弟だとは思わないくらいに 僕ら兄弟は 顔立ちや体格が似