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転売とは

転売で儲けるには、安く買って高く売るのが基本なんですが
僕は、十数年前にある不動産会社でワンルームの買取再販担当者として業務を行なっていた時がまさにその基本が実践される仕事でした。

当時の業務は、1日に20件から多い時で40件の不動産業者を回り、買いたい基準のワンルームの情報を仕入れて、なおかつ自社で販売している物件の客付けをお願いしていくものでした。
それを毎日繰り返し汗をかき、足を使っていくうちに良い仕入れができ、自社の物件が売れて、その担当者として成績になっていきました。

当時それは非常に骨の折れる仕事で、営業の常だと思いますが、数字が上がっても次はまたゼロからスタートしなくてはいけないという面が精神的にもすごく疲れました。

僕の不動産業歴的に振り返れば、仕入れは買主の立場、販売は売主の立場で仕事をするのでその経験ができたことは、自分が投資家として、そして不動産業者としてやっている今になってもとても大きな糧となっております。

じゃあ、何が糧となっているのか、一番わかったことは
結論、安く買って高く売るという商売で一番大事なのはタイミングだということです。
たまたまラッキーにもこういう買主と出会ったとか
たまたまラッキーにもこういう売主がいていい仕入れができたとか

手数を打ち続けてそこに当たるというものでした。
まあ、場数を踏んで目線が鍛えられるとか。業者とガンガン交渉したりするので売買のコミュニケーション力がつくとかいろんな要素がありますが。

転売は”仕入れ#で全てが決まります。いい仕入れは結論、全てはタイミングです。あるいは”ご縁”です。人との出会い、人を通してやってきます。
販売もそうです。

だから手数をかけて、たまたま当たるのを狙う。
転売これは投資ではないなと思いました。投機的だと思います。
不動産賃貸業は事業だと思うのでやはり転売とはちょっと馴染まないかなと思います。


















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