【ライブレポート】カーラ・ボノフ& リビングストン・テイラー at Billboard Osaka Sep 6
9月6日、ビルボード大阪 20:30~
English→ https://medium.com/@yuta./karlabonoff-livingston-taylor-in-osaka-japan-sep-6-18-30-a4130524d64a
何より先にお伝えしたいのは、カーラ・ボノフの声はよい意味でほぼレコードのままだということ。高音域をややウィスパーで歌うときはあれど、目を閉じて聞いたら、ほとんどファーストアルバムの時の声ツヤ、力強さと深さ、グルーブ感でした。
そしてステージ上での佇まいがかっこいい。大人なカリスマ性を感じる姿で客席最前列から見ても70歳を超えているとは思えませんでした。
有名どころの曲はすべて披露してくれたんじゃないでしょうか。
Restless Nights, The Water Is Wide, Lose Again, Baby Don't Go, Wild Heart of the Youngなどなど、リビングストン・テイラーのコーラス、ギターと相まって最高クオリティでした。特に感動したのはGood Bye My FriendからLose Againの2曲をほとんど間を置かずに演奏した流れ。
演奏前、ステージトークでカーラがGood Bye My Friend について” I wrote thid song about my NEKO(猫).と話していました。愛猫家としては歌詞が沁みます。。。
また、カーラが「今日はあなたたちが手拍子とかでリズムセクションをお願いね」と言うなど、会場の一体感も素晴らしいものでした。
そして、リビングストン・テイラー。
彼がこんなにもユーモアにあふれる人だとは知りませんでした。ボディーランゲージがいちいち面白いし、”Who was in Tokyo?"(ツアーで東京と横浜でもライブをした)という問いかけに対し観客の数人が「大阪!」とよくわからない返答をしても、話をうまくまとめ、「ようやく大阪に来られた!」と言って観客を喜ばせていました。また、ライブ前に兄のジェームス・テイラーと電話し「カーラと日本に来ている」と話したらすごく嫉妬されたそうです。(笑)
いろいろな曲を披露しましたが、”Do you remember Laura Nyro?”と言って演奏し始めたSave the Country は最高でした。どの曲を歌っても落ち着いた声と、はっきりとした発音がかっこいいんですよね。
時々右足のつま先が地面から15センチくらい浮いた状態の一本足になるような形のリズムの取り方もかっこよかったです。
Going Around One More Timeの歌詞、”And going round and going around one more time”の部分を「行くよ行くよ、また行くよ」と日本語で歌い会場は笑いと拍手に包まれました。(笑)
カーラ・ボノフのCDを買った人を対象にサイン会があり、リビングストン・テイラーも隣に座りサインをしてくれました。会話もできました。
2~30秒の間にいろいろ話せて、年齢を言ったら二人がとても喜んで名前を聴いてくれたのがうれしかったです。固い握手もしてくれました。
当初サインだけということだったので私は控えましたが、写真をお願いしている人も多くいて、想いを伝えることに熱が入り列の流れを止めてしまう人など、ちょっと2人に負担がかかってないか心配になってしまいました。
ライブの構成としてはデュエット→リビングストン・テイラー→カーラ・ボノフ→デュエットという流れで約90分。
今回のライブ、大当たりでした!とはいえ、曲名が7割くらいしか分からず、セトリが書けないことが今回も悔しい。。
これからもっと聴きこみます!
Karla and Liv, Thank you for coming! We're looking forward to seeing your concert again!
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