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(再投稿)ピーター・ゴールウェイ / イアン・マシューズ

ピーター・ゴールウェイ / イアン・マシューズ

2023/2/25 新宿MARS
もともとIain Matthewsの往年の名曲が聴けるのでは、ということを期待して行ったライブ。もともと期待していたものは聞けませんでしたが、結論、行ってよかった。
それぞれ約1時間半のダブルヘッドライナー。浅学ですが、感想を書いてみました。

Peter Gallway(前半約1時間半)

新アルバム 『It’s Deliberate 』からの曲を多めに演奏。途中、「まだもう少し新しい曲をやるけどいい?」と観客に尋ねるなどMCはほっこりした雰囲気。
個人的にしびれたのは、序盤、前曲が終わった後の静寂の中、
「Do you remember Laura Nyro? She was my friend.」と囁いて
Feels Like Religion を演奏し始めたシーン。Feels Like religionは
Lauraへ捧げた作品。感嘆。
また、Maggie’s LifeはPeterの家にレスキューしてきた犬の人生について考えを巡らせ作った曲という話もしてくれました。いい話ですね。保護猫活動をしてきた身として共感がわきました。

Peter Gallway はファーストと『Feels Like religion 』,『Fifth Avenue Band 』くらいしかしっかりと聞いたことがなかったのですが、貴重な機会だと思い、足を運びました。
1時間半、ギター1本。まさに縦横無尽。沁みました。
大きくない会場であったおかげで、Gallwayのつま先でとるリズムまで振動を感じることができました。もっといろいろな曲を聴いていきたいと思いました。

Iain Matthews(後半約1時間半)

お目当て登場。
彼の作品をいろいろ聞き比べるとわかりますが、今はかなり声が渋く、力強い。若いころのつややかで優しい声と比べ今の彼は、包み込むような、威厳を感じさせる声でした。今回はソロというより、正確には
The Matthews Baartmans Conspiracyという
Iain Matthews とBJ Baartmansのデュオでの公演。よく考えれば、告知のポスターには二人で写っていました。
BJ BAARTMANS は初めての日本とのこと。
公演内容は、The Matthews Baartmans Conspiracyの最新アルバム
『Distant Chatter』からの曲を中心に、Iainが組んでいるバンドの一つ、Matthews Southern ComfortからLike a Radio なども披露。
全体を通して、BJ BAARTMANSのギターがすごかった。スライドも超かっこよかった。(ギターは素人初心者レベルなもんで表現貧乏です)
Iainの曲は往年の名アルバム、 Stealin' HomeやSiamese Friends、Some Days You Eat the Bearなどばかりを聞いてきたため、パッとわかる曲はほとんどなかったですが、今回はThe Matthews Baartmans Conspiracyという新たなフェイバリットバンドの出会うきっかけとなったので行けて本当によかったです。


ただ、なんか聞いたことはあるけど曲名はわからない、
というのはやっぱり悔しい。もっと楽しむためにもしっかり勉強します。

にしても楽しかった!!


[ IAIN MATTHEWS ]イギリスのフォーク・ロック・バンド、Fairport Conventionのオリジナル・メンバー。Matthews' Southern Comfort、Plainsongなどを結成。ソロとユニットで50年以上活動を続けている。

[ PETER GALLWAY ]THE FIFTH AVENUE BAND、OHIO KNOXからソロまで、数々の活動歴。山下達郎や細野晴臣など数多くのミュージシャンに影響を与えたと言われている。


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