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誠に突然ではありますが、「怒髪天」が好きだぁぁぁ・・・・

ほぼ毎日、ローラー台に固定された自転車を30分漕いでいる。
しかし、30分間ひたすら自転車を漕ぐというのは、これが意外と苦痛だ。そこで前にモニターを置き、YouTubeを観ながら漕ぐ。

最近はもっぱら「怒髪天」を観ている。実は、私は「怒髪天」の大ファンなのだ。初めて「怒髪天」を知ったのは、「オトナノススメ」で、ファン歴は短い。ノリのいい曲と興味深い詩を聴いていっぺんに虜になった。

その後、何曲かを聴いているうちに、最初とは違う新たな彼らの魅力に気づいた。それは、今の時代に抗う心の叫びを感じたのである。中でも最も心を動かされたのは、「全人類肯定曲」だ。

生きてるだけでOK! まぁイロイロあるケド
生きてるだけでOK! コレでOK!

この俺様は世界でひとり 代わりのいない存在なのだ
いつもズッコケつまずきまくり泣けてくるよな毎日だけど

まずは目覚めてひとりガッツポーズ
今日も生きてるコレでひとつ勝ちだぜ!

生きてるだけでOK! まぁイロイロあるケド
生きてるだけでOK! 他に何がいるのさ?コレでOK!

何をすべきか?考えるより何をしたいか?それが大事だ
今は確かにお荷物、役立たずだけど俺しかできないコトもあるぜ!

生きてるだけでOK! まぁイロイロあるケド
生きてるだけでOK! 他に何がいるのさ?

生きてるだけでOK! ララララー
生きてるだけでOK! ララララー

生きてるだけでOK! なんか文句があるか!コレでOK!

「全人類肯定曲」by 怒髪天

昨日の朝日新聞朝刊で、非常に稀な難病のために重度知的障害があり、さらに読み書きや歩くことも難しい娘のことを、母親が次のように言っていた。

「何かできないことができるようなることは、もちろん大切です。」「でも、生きているだけで丸もうけ。私にとっては、いま、娘が生きていて笑顔でいてくれるだけで幸せです。」

2024年2月28日の朝日新聞朝刊より引用

そんな気持ちになるまでには、計り知れない苦しみがあったことだろう。しかし、それらを乗り越えた今の彼女には、確かな幸せがある。

何かが思い通りにできない自分に失望したり、周りからのいじめや叱責、ハラスメントに耐えられなくなることもあるだろう。そして、真っ暗な暗闇の中にいるような気分になるかもしれない。それでも生きてさえいれば、必ず光はさす。

ステージの上で、全身で自分達の思いを世の中にぶつけている彼らは、最高に輝いている。

追伸
先日、ベースの清水さんが「解雇」されたことを知った。理由はともかく、非常に残念である。これからも引き続き、「怒髪節」を私たちに聞かせてくれることを心から祈っている。

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