ボドゲ制作の課題カテゴリその1:プロジェクト計画を立てる


作る動機を書いておく。

「自分が遊びたいものを作る」「ビジネスとして儲けたいから作る」でもなんでもいいので、作りたいと思った発端をどこかに書き残しておきます。これ満たすことが「ゲームが完成した」の1つのボーダーラインになります。

あとモチベが下がってきたときに最後の最後に踏ん張りどころになります。

目標を決める。

「印刷所に出してゲムマに出展する」とか「これができたらこのゲームは完成」と言える具体的目標を決めます。完成させるための目標なので、できるだけ自分の財力や行動力で達成可能な目標にしましょう。

実際のところ、アマ・同人くらいだと「印刷所に出すかどうか」「ゲムマでるかどうか」「ショップ委託するかどうか」くらいが基準になると思います。

いつ頃までに作る、とかも決められるといいですね…

ゲームのコンセプトを決める。

コンセプトというと難しいですが、「このゲームを作る際に組み込まないといけないこと」を決めます。

テーマ重視で「○○の雰囲気をゲームで再現する」とかそういうのでもいいです。最終的に「コンセプトを実現するならこれをやらないといけないな」というのをちゃんと定められるのが重要です。

ここがパッとでてこないときは「作る動機」を振り替えるのもいいでしょう。

実現できるレベル(縛り)を見積もる。

早い話が予算やら技術力やらそういうところです。

印刷所に出すちゃんとしたものを作るとして、予算はいくらまでいけるかとか、どれくらいの在庫を抱えられるかとかそういう物理的な制限を見積もります。

40枚程度のカードゲーム200部でもそこそこの段ボール2個だったりするんで、さばけなかったら結構場所とります。箱デカくなったらどんなもんになるか…あと月収クラスの金は飛んでいきます。

印刷所の値段とかは調べれば出るので事前調査をします。

全体を見直す。

最後にここまで決めた内容を振り返って無茶がないかチェックします。
無茶な目標を作ると「できらぁ!16枚より少ない枚数でラブレターより売れるゲーム作れるって言ってんだよ!」で作り始めても、作ってる間に「え?同じ枚数で売れるゲームを?」みたいな感じになったりします。

ちょっと厳しいんじゃね?と感じたら、目標、実現の縛り、コンセプトの細かい部分、を少しハードルを下げてみましょう。これくらいならできそうだとなったところでプロジェクト計画完成です。あとは作るだけです。

まとめ

ノリで作るとだいたいくじけるので、最低限「何を、どうして作りたい」さえ明確にしておけば心の支えにできます。簡単でもやっておくといいでしょう。

おまけ:伝説の三日戦争の計画

計画部分はさすがにできているのでささっと。

・動機     :オウガバトルっぽいゲーム作りたい。
・目標     :印刷してゲムマに出す。
・コンセプト  :オウガバトルっぽいゲーム。
         「部隊ぶつけて戦争」「兵種組み合わせてこねこね」
・実現レベル  :頒布2000円級。200~300はいけるか?くらい。
・その他    :さすがに10年とかかけるつもりはない。
・緩められる場所:コンポーネントはゲームに合わせて多少高くなっても。

追記

10年かけるつもりはないと言いつつ、仕事がとんでもなく忙しくなり、心身いろいろやられてnote は2年近く放置状態という体たらくです。
ただ、ゲーム自体はちょっとずつ進んでいるので、そろそろ何とか動きたいところ…



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