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二世に手を差し伸べるのではなく二世が手を差し伸べていく



これまでの人生で、思った事を文字にしたり誰かに話したりして伝えることが苦手だった僕は今

少しずつ捻り出して搾り出して、それでもこれでいいのかと悩みながら文章を打っているこの瞬間

恋人や知り合い、親友と呼べる存在はおらず

借金をしている

約7年続けた仕事を辞めて無職に

 だけど僕は今、日本を浮浪しながら農家の仕事を手伝いに行きたい 
 お金なんて貰わなくてもいい

そんな気持ちが沸々と溢れてます

未来の後輩たちへ繋がるなら
だってこれまで散々目を逸らして見て見ぬふりをしてきたんだから


You Are Always With You
あなたを幸せにするのは最後はいつだってあなただ

キノの旅14巻より

 縁があって今、見て下さってる方に感謝しています。自己紹介を交えていきながら書いていけたら。

 フィクションとして読んでも構いません。



小学校

 世界統一家庭連合。ニュースで報道されてるのを見て関心を持ってる方達も多いと思います。旧統一教会とも呼ばれてるみたいですね。
 両親は統一教会の信者でしたので、僕は二世として産まれました。ですが他人と関わるのが苦手だったので、小学生の頃は日曜日に行く礼拝にかろうじて参加してましたが周りの二世と話せず

全く心から歌えない聖歌
全く手が動かない聖書や原理講論の勉強
そしてたま〜に遊戯王カードで遊んで帰る

こういった行為に倦怠感や空しさを覚える様になりました。
だって理由が分からずに親の運転する車に乗って通ってたから。
学校のクラスメイトの多くが礼拝に行ってないことに気づき始めたから。
 それからは次第に壁というより膜みたいなのを自分の周りに無意識に張ってる感覚で、馴染んでるようで馴染めてない。遠くから見られた時に浮いてないようで近づかれれば浮いてる。
同級生と軽く話すことはあれど踏み込んだことは聞けませんでした。なぜなら

自分と他人を比べた時にちょっとだけ
アレ…?と感じてしまったから



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