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「欠伸」から閃いたこと

「人生は90%〜97%の潜在意識(無意識)によって創造される」

なんて言われてますが、今日はそんな「無意識の強力さ」を実感した話(私の気付きについて)を少しご紹介させてください。

①私たちは「無意識」に操られている?

私は趣味でボイストレーニングに通っています。
ボイストレーニングと言っても、最初から発声練習をするわけではなく、軽いストレッチや呼吸の使い方についての練習から入ります。
呼吸の使い方を練習する際、顔の筋肉をほぐしたり喉の通りを良くするために、大きなあくびをするイメージをしつつ大きく口を開けるトレーニングを行っています。
もちろん、イメージトレーニングなので本当のあくびはしていません。
しかし、そのトレーニングを繰り返しているうちに、不思議と本当のあくびが出てくるようになってきて、仕舞いには全く眠くなかったところに眠気が襲ってきました。

トレーニング中にもかかわらず「なんか眠くなってきた、、、」とすっかりリラックスモードに入りかけたのですが、その瞬間「あ、そういうことか!」と閃いたことがありました。

それは「欠伸をする=眠い」という「無意識の法則」が勝手に発動したんだということ。

②「無意識」が脳を、そして私たちを操っている。

よく「思考は現実化する」と言いますが、ここで言う「思考」とは「無意識(つまりは潜在意識に染み付いた意識)」のことを指していると思われます。
「眠い時に欠伸が出る」というのは思考や習慣に関わらず本来人間に備わっている生理的現象ですが、今回は全く眠気がなかったにもかかわらず「欠伸をするという動作をすることで」脳が勝手に「この人は眠いんだ」と判断して眠気を誘発したんだと思いました。

こういった生理現象の他に、例えば朝起きてからの行動だったり、靴を履く時は決まって右足からとか、お風呂で体を洗う順番だったりとか、特に意識していなくても思い返してみるといつも同じ行動パターンだなと思うことって実は結構あるかと思います。
逆に言うと、この無意識で行っているパターンを意識的に変えようとした時、かなりの違和感を感じると思います。

要は、人が無意識にしていることって、自分ではそんなつもりがないようなことでも自分の意思とは関係なくその行動をとろうとするんですね。
そしてそれは決まって「快」の感情を伴います。

では、「欠伸をする=眠い」という「無意識の法則」が勝手に発動したことに気付いた時に具体的に何を閃いたかと言うと、それはズバリ「脳は単純なんだな」ということです。

私たちは普段意識していなくても、欠伸をするということは「=眠い」なのです。
実際に眠いか眠くないかという私たちの意思は関係なく、私たちの脳は「欠伸をすることは=眠いということ」という法則を勝手に作っています。

これは意図して身に付けた習慣の話とは少し異なりますが、要は無意識で染み付いている生理現象や習慣が、私たちの脳を逐一操っているようなものです。

③だから「思考は現実化する」。

この原理を頭に置きながら考えてみたのですが、よく自分の願いを叶えたいなら一足早くその願いを叶えている人に会いに行ったり、そういう人がいる環境に身を置くことがとても良いというお話を聞きます。
これってつまりは、自分の理想としている世界に身を置いている人のそばにいることで、「自分もそうなれるんだ!」という考え方の習慣の一つとして脳に染み込ませることが目的なんですよね。
つまりは自分の「無意識の法則」にそう刷り込ませるということです。
憧れの人のそばに身を置き続けられたら、誰でも「快」の感情を感じられると思います。
脳みそは人の意思に関わらず、「快」の感情を好みます。だから「快」の感情を感じられる物事を「習慣」として取り入れやすくなるのです。

「自分もそうなれるんだ!」という考え方を習慣にしやすい環境に身を置き続ければ、知らぬうちにそれが脳に染み込んで、「快」を感じられる現実がどんどん目の前に現れる。
だから「思考は現実化する」、なのではないかと思うです。

「思考は現実化する」って、ちょっとスピリチュアルな感じがして考え方に抵抗がある方もいるかと思います。
でも、こうやって脳の仕組みを考えてみると「思考が現実化する」というのは科学的な観点からも証明できることなんだなと思えて、とてもスッキリしました。

結局、脳は見ようと思うものを見る。
だから環境だったり自分が使う言葉というのはとても大切。
そしてそれが無意識での習慣になっていくと、良くも悪くも人生を左右する。
だからいつからだって人生は変えられる、というわけなんですね。

④終わりに。

ちょっとそれっぽく書いてみましたが、色々な方々の発信だったり、実際の体験談などに触れさせていただいた経験も通して、自分の中から湧き出たあくまでも私見になります。

私の気付きが、少しでも多くの方にとって何かしらのヒントやキッカケになりましたら幸いです。

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