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洋菓子店3月のうさぎ。ついに銅製のカヌレ型購入!

やっぱり欲しくなって買ってしまった。。。
テフロンの型でうまく焼けるようになったので
銅の型に挑戦しても良いかな?と調子に乗ってみたところ


・・・一からやり直しw


もともと修道院で作られていたというカヌレ。
カヌレ・ボルドー
ワインの澱を取るために卵白を使う際
余った卵黄を使って作られたお菓子だと聞く。

古いお菓子なのでそこまで厳密な温度管理が必要なのか疑問なのですが
どうにもうまく行かないのだから仕方ない。

失敗というのは発射。
カヌレといえば焼いている途中で型から生地が
「にょきっ」と飛び出すあの現象。

何度も取り出してはコンコンと台の上に打ち付けなければ
そのうち型からスポッと出てきそう(汗)

けれどその度に温度が下がり規定時間をオーバーし
周りの皮が厚くて中は生焼けの激マズカヌレが出来上がる
・・・の図。

なのでいっそ実験と割り切り
発射を恐れず高温でそのまま焼いてみました。

飛び出すこと3センチ強w
それでも25分ほど焼き続け、一旦取り出してコンコン。

・・・
・・・

はせずに、
両手でカヌレを包み込み、優しく転がしながら
右手の腹でヨシヨシw

なにせお高い銅製の型。
乱暴に扱ってきれいな溝が凹んでしまってもいけないので
そこは丁寧にやさしくやさしく。そして素早くオーブンに戻す。

その後はじっくり焼いて合計60分。

オーブンを開けたのは焼き始めてから25分後の一回のみ

結果大成功ーー!

カヌレを焼くには発射を恐れず最初の25−30分は
「オーブンを開けない」
これが成功の秘訣かもしれません。


そして昨日の続き。
カレーを作りながらやっぱりお菓子を売りたかった私は
オークションで競り落としたショーケースにケーキを並べ
カウンターにクッキーを並べ
これでどうだどうだとアピールしてみたのですが
結果惨敗。

お客様にしてみれば
カレーのついではそんな凝ったケーキじゃなくても
シンプルな元々あったニューヨークチーズケーキで十分。
甘ったるいのはいらんいらん。
・・・と。

ジャズの流れるちょっと薄暗いアートに囲まれたそんな場所には
かわいいお菓子は似合わなかったのかもしれません。

近所にチラシ配ったり、ケーキの写真を看板にペタペタ貼ってみたりしても
反応は鈍くて。

同じことをやっていてもお店のイメージを間違えると
見向きもされない。
きれいに並べたお菓子たちがそのまま賞味期限を迎えてしまうのは
辛いです。

ただそこのカフェでは会計士さんがついていて、
帳簿の付け方を一から教えていただきました。これも無料で!

出納帳だの貸借対照表だの全く知識がなかったので
とても勉強になりました。
回り道に思えても決して損ではなかったと思っています。

が、やっぱり私はお菓子が売りたかったんだよぅ!






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