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ちょっと驚く!脳も筋肉もずっと成長中

ビジネス本を漫画にするスタイル、数年前からちょくちょく見かけますよね。私は活字好きなのでコレまで食わず嫌いでしたが、最近この手の漫画をたくさん読んでいます。

ちょうど「脳の働き」にも興味があってご紹介したい本はこちら

脳梗塞の一歩手前で(多分一時的に)味覚障害とか記憶障害になって「脳の働き」に興味を持ち始めてKindleでサクッと読みました。

いいですね〜サクッと読める。重要なポイントだけストーリーにしてあるから残りやすい。活字の良いところは没頭感?というのかな。反面、重要なポイントに付箋を貼ったりして、読み返す作業をすると前後の整合性を頭の中で調整して理解する感じで結構疲れる。

筋肉トレは好きで栄養学とかスポーツ理論も好きだけど、脳もトレーニングにより強化できるとはちょっと驚き。

本書では脳の領域を「脳番地」という8つの領域に分けて、それぞれの「番地」毎にトレーニング方法を語っているので伝わりやすいですね。

筋肉を鍛える時にも、パンプアップやプランクだの部分強化の方法がありますが、脳にも同じアプローチで鍛えることができるというのです。

この「脳番地」という表現は非常にわかりやすく、脳の機能や領域を明確に理解する助けになるでしょう。これによって、専門的な知識がない人でも脳の異なる領域に対するアプローチが容易になると思います。

筋肉トレーニングと脳トレーニングの比較も興味深い点ですね。筋肉を鍛える際に特定の部位にフォーカスを当てるように、脳もまたその多様な領域ごとに特定のトレーニングが有効であるというのは、直感的にも納得がいく説明です。筋肉と同じく、脳も「使うことで成長する」オーガンですから、部分強化のアプローチは理にかなっています。

このような学び方が、具体的なトレーニング方法と相まって、脳機能の向上や維持につながる可能性が高いと考えます。

本書を読み進めると、意外に知らずに実践していることが多くて、その効果に納得しました。例えば、聴覚系の番地を鍛えるには聞いたことを正確に反芻したりするといいんだとか…『それ、やってるやってる!』

このように知識と実践が一致する瞬間は、理解が深まるだけでなく、自分自身の日常生活や行動に対する信頼感も高まりました。

「聞いたことを正確に反芻する」というのは、確かに聴覚だけでなく、記憶力や注意力にも貢献する素晴らしい習慣です。これは、情報の処理能力を高めるためにも有用ですね。

知っていることと実践していることが科学的にも支持されているとわかると、さらにその習慣を継続しやすくなるのではないでしょうか。

何歳からでも「筋肉や脳を鍛えられる」というのは確かに楽しいと感じます。人生のどの段階においても成長できるというのは、ポジティブな考え方を持つ上で非常に有用な情報です。歳を重ねるごとに新たな能力やスキルを獲得することは、人生をより豊かで楽しいものにする要素の一つでしょう。

このような知識は、投資の世界でも活かせる部分が多いかと思います。リスクを判断する論理的思考や、多角的な視点からの分析能力など、脳のさまざまな「番地」を活用して、より賢明な投資判断を下すことができるでしょう。

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