鋭利

個人的な気持ちの弔い?うーん 気持ちを書く。

いつも通りの 飲み屋や、神社

幼い時の帰り道みたいな顔した勢いで 書く。

近しい人の思う当人は、僕が知らない表情をしてるんだろし それが事実 で、これも 事実だけど

どうか、貴方の思ったスティーブ・アルビニさんと印象が違っても 落ち込んだり、怒ったりしないでくれぃ

サウンドの謎も まぁ
とっくに解けてるんだろけど
これは 個人的な 当時の空気から走ってきた気持ちと 今日の邂逅であり

お別れと、本日を信じる事なのであります。

それでは
どーぞ。

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スティーブ・アルビニが亡くなったとニュース

悲しくはない、正直 最近は 前ほど熱心に聴いてなかったし

その音に惚れてたので

アルビニ本人の事は知らない。よく知らない。


すごい音だ、と そのギターの音色に
痺れたのは 10代の時だった

人柄は全くわからなかった。

写真で見ていた姿が 数年後
YouTubeや動画配信サイトで眼鏡を光らせ 血管を浮き立たせ 細身のジーンズの体躯をクネクネさせながら

ソリッドな音を出している部分の

角刈り ナードな風貌と 出音の鋭利さに ミスマッチな

気持ち悪さや、若さ、狂気、血気盛んの

熱量を感じた。

今じゃ中々 なんだろノイズとして 弾かれそうな部分に カッコ良さを思っていて

近年、裏目として 表出する部分だな と感じる。


その時期に、YouTubeで 興味深い動画があって
アルビニが速い運指のフレーズを演奏していた映像 その単音の鳴り方に もしや、弦高を低く また、チューニングはかなり ダウンにしてるのかな? と違和感が働いた。

その音色のソリッドさ、耳当たりの鋭利さを演出する上で 低音、弦のテンションが鋭利の「深さ」を設定したようにも感じ その土台でハイが強調されたような響き フレットバーとの摩擦で 破裂音や打楽器のような アタック感を出す 可能性もあるな。ギタープレイが好きだった。

憧れや、それを切望してる時の マジック
または、雑念は その対象を かなり、凄いものに魅せる感じもあり

(近い人だと、ケヴィン・シールズも そんなマジック 魅力を持ってましたね。)

この時期、ハーモニックパーコレーター踏んでみたいなぁ〜 と思った時期だった。

(いまでも、踏んでみたい。)

しかし、昔 ツィッターで パーコレーターを所持してる人に聴いたら

「あー、確かに っぽい音は出ます アルビニみたいな でも、アルビニみたいな音出るけど 弾くの自分なんで それが、使えるか?って言うと どうかな?って言う」と

一ギタリスト的な 返事を頂き 確かになぁ〜 と感動した事も覚えてるし

ある人が シェラックの来日に行ったと言うし
その方が所持してる自分のギターがアルミネック と言うので

トラヴィスビーンに興味がある を阿吽 通底感覚に会話してみると

「アルミネック 重いですよ.....」と返事を頂いたりもした。

メタルピックを試した時もあったな。


親交があったかはわからないけど SWANSみたいなダウンは この時期言われてた ジャンクと言われたジャンルを感じたし その言葉よりも 自分が弾いたら気持ちよさそうな 出音の快楽指数が かっこよさそのものに感じ (1000hurts / player to god )

ギターのトーンが 個人的には 一番、鋭利な人だと思った。

そのトーンが鋭利な部分で 出力される音色の表情は 固く 少なかったけど その不器用さが 表情として、良かった。かっこいい音だったな。

(watch songのイントロリフとか 弾いてみたい音してる。)

たぶん、アルペジオで 情緒的な〜 や、チョーキングで 情熱的な みたいな事は出来そうもない音色が パンクロックだなぁ と思っているし

その替わりに ShellacのCopperの後半の歪みのハウリングや RAPEMANの Monobrowで聴ける 歪みに エモーショナルなものを感じたりしました。

あと、昔 お気に入り過ぎて 歳上の音楽好きな人に聴かせたら

「これは、凄い 音の数が少ないから アンサンブルの音が 音量を小さくしても フレーズとして うるさい いいな。」

って言ってて 音が小さくても うるさい
って意味わからない

と、今だと 抽象的な感覚に より一層ハマったし

その、音を聴かせる フレーズや 空気感を際立たせる為に

キャリアを通して
(Big Black→Rape man→shellac)

音数が少なくなる一方で
煩くなる/主張が強くなる 緊張感が増すアンサンブルの部分に、クールさと 狂気を思ったし

(よく、shellac の情報を英語も読めないのに調べたら ネイル素材が出てきたのも 地味にいい思い出。)

素敵だったな。

昔、古本屋で見つけた 確か、ミュージックマガジン

(ZENI GEVAのLIVEで演奏した後のインタビューだったかな?)

誌面に書かれた アルビニの人柄は

例えばラモーンズを写真で観たけど 住んでる町が田舎だから ずっと、想像するしか出来なかった


とか、辺りに 印象を感じたし

逸話になってる過激な発言が
ユーモアだったんじゃないかな とか思ったりもした。会ったこと無いけど 笑

それでも 音、音がかっこよくて それでよかった。そんな人だったな。

今でも音を聴いたら かっこいい ので
ただ、残念で 悲しい。です。


Copper 聴こう
たぶんだけど ゴールドにはなれないけど
進む感じ?な曲。

#フィクション
#スティーヴ・アルビニ

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