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ペンギンフクロウ

大分の梟は大人しいんだなぁ〜 と思った。

胴が太くて くちばしがスマート.....

うん? お? おぉ?


いや、よく見たら 毛?表面が赤茶色くて くちばしがスマートで 胴が丸くて かわいい......

これでは まるで 生後間もないペンギンみたいだ。


うん?

うん? うん?


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お、よく見たら ペンギンの奥に蛇口がある。
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あ、風呂桶がある。
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そして、シャワーもあります。
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で、俺は全裸だ。爪先が大分湾に向かっている。

なぜだ。思い出したわ、却ってきた。


いやぁ いやいやいやいや

いかんいかんいかん


温泉が気持ちよくて他所様のキンタマと目が合っていた。
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あまり寝ずに、移動していたので
いま、俺 透明だった。


しかし、ペンギン、フクロウと目が合った所で
俺は却って来た。ありがとう。


しっかりしなきゃだわ と お湯に溶けていた自我が ずるずると、プカプカと、集まり自分の身体になった所で

水風呂で絞めた。素麺みたいに。キリッと。


大分に来たのには理由がない。


飯を食べた。美味しかったです。

温泉に浸かった。気持ちよかったです。

ペンギン かわいいね。

フクロウ すてきだね。

あついね。戦争反対。理由はない。


#フィクション




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