やっぱり
キミからの通知に喜びながら
いろいろ考えて何時間もかけてメッセージ打って、
変な所は無いか何度も見直して、
ドキドキしながら送信ボタンを押す
それからは返信が無いか何度もスマホを確認する
わかってる
キミがそんなに早く返信をくれない事はわかってる。
でももしかしたら…と確認するも通知なし
「やっぱりか」
とため息をつく。
そんなに私とやり取りするのは嫌なのかな
きっとあのコには…
妹みたいに可愛いあのコにはすぐに返すんだろうな。
何度も何度もやり取りして
何時間も通話とかもしてるんだろうな。
モヤモヤした気持ちが体中を支配する。
そこから逃げ出すようにベランダに出た。
すっかり冷たくなった夜の空気が私を包み込む。
この気持ちをどうすればいいんだろう。
空を見上げても答えは出なかった。
ため息をつきながらスマホを見る
「やっぱりか」
スマホの画面が涙で滲んだ。
〜あとがき〜
苦しくて苦しくて仕方ない。
こんな気持ちになんてなりたくないのに。
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