自分を傷つける怒りの感情

ある友達の話から。

彼女はここ数年ずーっと、重たい空気に包まれています。会った後、こちらの具合が悪くなるほど重くてしんどい空気。

思考も暗いのか話す内容も暗くて、自分を大事にできていません。未来への展望もありません。

彼女がなぜそんな感じなのか。

それは、旦那さんに対する怒りを抱えているから。怒りを抱えていながらも、根底では愛を求めているから。

いや、本当は愛を求めているからこそ怒りを手放すことができないのかもしれません。


怒りの感情で傷つくのは相手ではありません。誰よりも自分を傷つけます。
そして、愛を求める怒りは、肺や胸を傷つけます。手が傷つく人もいます。

怒りの感情は、なるべく持たず、持った場合は早くに手放した方が良いのです。
どうやって?
愛を持って許すのです。
怒りの感情を持った自分を許し慰め、相手に感謝する。


なんて、これは多分下りてきてる言葉だけど、実際の私は…そんなことできなーい!!です…

でも、悪口を言ったら喉が傷つくんです。唇も傷つきます。歯も悪くなるかもしれません。

そしたらやっぱりなんとかしたい!!


身体を傷つけるほどの怒りを持つ前に、自分の気持ちを相手に伝えることが大切です。
相手を思いやる我慢がいつかの怒りに変換されるのなら、それは誰のためにもなりません。

"今言ったらダメかな?"
"これはワガママかな?"
とか、余計なことは考えなくて良いのです。
思ったことをまっすぐに自分の口で言う。

そしたらきっと、最終的に良い結論が出ると思います。

そして、今もし、過去の怒りをまだ持っているとしたら、取りあえずは思ってなくても言葉だけでも良いから、その感情を癒して許して慰めてあげる。
そうするといつか、相手に対しても同じことが心の中でできる日がくると思います。

自分を1番傷つける怒りは、早めに手放しましょう。

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