僕がこれまで排尿恐怖で困ったこと(成人編)

僕は以前、排尿恐怖症でした。排尿恐怖症により、特に大学や社会人で本当色々と困った出来事が沢山あります。大学入試の時などもすごく困りましたが、その話はまた書くとして、今回は成人後のことを書いていきます。

1 女性とのデート(19歳)

大学入学後女性とデートすることになり、1回目は水族館、2回目はディズニーに行きました。こういう人気スポットあるあるなんですが、女子トイレは混雑、男子トイレは空いてる(ただし個室は混雑で全然空かない)んですよね。僕は混雑したトイレの小便器でできるわけがないと思い、毎回個室に並んでいました。すると当然、毎回その女性よりトイレがかなり遅くなるおかしなことになります。同じことが何回もあり、2回目のデートでその女性に「男子なのにいつもトイレ遅いね」と言われてしまうという恥ずかしい事態に。女性と人気スポットに出かけるデートはできない、と自信をなくした出来事です。
女性との交際に影響があったという排尿恐怖症の方は多いようですが、気持ち分かります。

2 親戚と出かけた時(20歳)

親戚と出かけた際、僕以外が女性だったため親戚の小さな男の子がトイレに行く際、一緒にトイレに行ってあげてと言われていました。その際、子供は小便器を使うのに僕だけ個室に入るわけにも行かず、小便器に立つも出せず。実際に子供ができたら毎回子供と連れションするわけで、そうなると排尿恐怖症のままだと困るなと思いました。

3 資格試験(21歳)

21歳の時、就活で必要な資格試験を受けにいきました。試験の時は水分補給を控えるなどしていたのですが、その試験は試験時間が長く、試験間の休憩時間どうしてもトイレに行きたくなりました。しかし、休憩時間が始まってトイレに行くも、既に長い列。特に個室が空きそうになく小便器に立つも出せずでした。その試験は試験中、トイレに行くと試験終了扱いでしたので、我慢しながら受けたのですが全然集中できず。結局その試験に落ちてしまい、その仕事には就職できませんでした。ちなみに、大学入試の時も同じようなことがありました。

4 社員旅行 (23歳〜)

前述のことから、私は普通の会社に入りました。1年目、社員旅行がありました。修学旅行の経験から参加すら嫌でしたが、部署の新人は皆参加して幹事等をやるため、僕だけ不参加とは言えず。
バス移動中、水分補給を我慢していたのですが、やはり道の駅でトイレに行きたくなり、トイレに向かいます。毎回皆小便器を使う中、僕だけ個室に入るのはさすがにやりにくく、バスの中でトイレを我慢したり小便器で長い時間粘ったり、本当に困った記憶があります。
でも、Xを見てると、同じような悩みの人は多そうですね。

5 健康診断の検尿 (毎年)

会社の経験診断は、指定された日に健康診断センターに行くというよくあるスタイルでした。健康診断センターの検尿用トイレでは個室が少なかったり、小便器しかない場合など、色々困りました。



6 バイトで

大学生になり、塾講師を始めました。当然、授業間の5分ほどの間にトイレを済ませないといけません。トイレはいつも生徒や先生で溢れており、私は個室を狙っていました。しかし、個室が空かないと私は排尿できず、授業中排尿を我慢することが多く大変でした。
また、塾のトイレが改修されて最近増えてる新型の小便器になり、個室が空かないと小便器にチャレンジすることも困難になりました。排尿できてないのが隣から完全に見えてしまうため、人がいると小便器を使うことは出来なくなったのです。


就職先がこの手の小便器ではないことを願った記憶があります。

まとめ

様々な恐怖症の中でも、特に日常生活への影響が大きいと言われる排尿恐怖症。僕は排尿恐怖症でしたが、幸いにも個室で用を足せなくなるほど悪化はしませんでした。それでもこれだけ困るなら、人の気配がすると個室でも用を足せなくなった人はもっと困るのだろうな、と感じました。

そもそも都会だと、上の記事にもありますが男子トイレの個室が少ないのが問題ですね。
一応、僕は現在は排尿恐怖症を克服して(下記事)、これらの悩みがなくなり、本当に生活のストレスは減りました。

皆さんの排尿恐怖症で困ったエピソードがあれば、是非コメントで教えて下さい。



今後も様々な記事を書いていきます。よろしければご支援頂けますと幸いです