尿意があるのに尿が出ない…。その症状、排尿恐怖症や前立腺肥大症かも!

尿意があるのに尿が出ない症状の原因は、主に以下の3つであることが多いです。
①排尿恐怖症 心理が原因。特に男性で、小便器で周りに人がいると尿が出にくくなる症状が多い
②前立腺肥大症 前立腺が拡大する症状
③尿路結石 尿中のミネラルや化学物質が結晶化し、固まる症状

なお、この中の複数が原因な場合も多いです。
ここでは、それぞれの症状の治療法などを書いていきます。

1 排尿恐怖症

人の気配により排尿できなくなる稀な恐怖症です。特に男性で、小便器で周りに人がいると尿が出にくくなる症状が多いです。
高所恐怖症などと同じく心理的な原因の恐怖症であるため、治療法は確立されておらず、病院で手術や薬により治るものではありません。
筆者も排尿恐怖症経験者ですが、克服しました↓


2 前立腺肥大症

☑周囲に人がいるかは関係なく、尿意はあるのに力を入れないと尿が出ない
☑突然、強い尿意が起こる
☑尿漏れすることがある
⇒これらに当てはまる場合、前立腺肥大症の可能性があります。泌尿器科にかかり、専門的な治療を受けましょう。前立腺肥大症は、男性の前立腺が年齢とともに徐々に拡大する状態を指します。前立腺は精液の一部を生成する器官であり、尿道の周りに位置しています。年齢とともに男性ホルモンの影響を受け、前立腺が大きくなる現象が起こります。この拡大した前立腺が尿道を圧迫し、尿の流れを妨げるため、排尿に関する問題が生じます。高齢の男性によく見られます。
症状など詳細は以下


3 尿路結石

☑周囲に人がいるかは関係なく、尿意はあるのに力を入れないと尿が出ない
☑激しい腰や下腹部の痛みがある
☑尿の頻繁な排出や痛みがある
☑吐き気や嘔吐や発熱や悪寒がある
⇒これらに当てはまる人は尿路結石の可能性が高いと思われます。
尿路結石は、尿中のミネラルや化学物質が結晶化し、固まって尿路内で形成される硬い塊です。これらの結晶は尿中に存在するさまざまな物質によって形成され、大きさや成分は個人や状況によって異なります。
尿路結石は通常、腎臓で形成され、その後尿管を通って膀胱に到達します。結石が尿管を移動する際、激しい痛みや不快感を引き起こすことがあります。
尿路結石の形成には、水分不足、特定の食事、遺伝的要因、または特定の疾患が関与する可能性があります。これらの結石は、小さい場合には自然に排出されることもありますが、大きな結石や痛みがひどい場合は、医師の治療を必要とすることがあります。
治療法には、結石が自然に排出されるのを待つ、水分摂取を増やす、薬物療法、超音波破砕、内視鏡的手術、または外科的手術などが含まれることがあります。尿路結石の治療は、個々の状況や結石の大きさ・位置によって異なるため、医師による詳細な検査と診断が重要です。
症状など詳細は以下


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