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gold〜異能力デスゲーム〜あらすじ

主人公の運上光は好きな女の子のプレゼントを買いに都会に行くと、ネズミのホログラムに異能力デスゲームに参加してもらうと伝えられる。デスゲームに参加したくない運上光はだんだんとデスゲームに巻き込まれていく。 #週間少年マガジン原作大賞 #連載部門

    • gold 〜異能力デスゲーム〜3話

      「おい、いるんだろ。」どうせはったりだ。息を殺せ、俺。ドクドク。ピッピッピッ。 「俺と同じ神に選ばれた候補者がよ。」はったりだ。はったりだ。ドクドク。ピッピッ。待て?こいつ神に選ばれた候補者って言ったか?俺と同じにこいつもあのネズミのホログラムを見たのか?そしたら俺はこいつと殺し合いをしないといけないのか?いやだ。いやだ。死にたくない。こいつは銃を持っている。ここでバレたりなんかしたら殺される。 「じゃあ、もういいや。」やっと諦めたか。 ブスー。ふすまの破ける音とともに針状の

      • gold〜異能力デスゲーム〜 1話

        「神とはいるのだろうか?」 もうすぐ、僕の好きな女の子の誕生日だ。僕は、昨日珍しく夜にスマホの胡散臭い「高校生の女の子へのプレゼントにおすすめ5選」というサイトを見ながら、いやらしくないか?いや、これは守りすぎてつまらなくないかという答えのない自問自答を繰り返していた。スマホを見ているだけではらちがあかないと思い、女子高生がよく行く都会の複合施設に行く計画を立てた。 昨日夜遅くまでスマホで調べていたせいかまだ眠い。眠い目を擦りながら身支度をして目的地に向かう。 行く道中を歩

        • gold 〜異能力デスゲーム〜2話

          (逃げなきゃ、逃げなきゃ。 死にたくない。) とにかく遠くに。撃たれた店員さんの姿が思い浮かぶ。血が彼女の外にまわりになってた。 (あんなに笑ってたのに。あんなにすこしまえまで僕と喋っていたのに。あんなに僕に優しくしてくれたのに。) 路地に出る。道路に出ると路面店のアパレルの店員さんはレジの後ろに隠れていたり、道路を歩いてる人は、みんなが人を掻き分け掻き分け逃げる芋虫のようだ。 (こっちは通れないな。急がなきゃちんたらしてたら店から出てくる。) 走りながら頭の中で考える。 (

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