『人生に迷ったら知覧に行け』を読んで

恥ずかしながら、戦争については学生時代にさらっと授業で知識として知っていたつもりだったが、実際は薄い内容でしか理解出来ていなかった。この本を通じて、日本における戦争の歴史、を改めて学びたいと思った。

・20代そこそこの若者が、身一つで戦闘機に乗りチランから飛び立ち、自分の命もろとも飛行機とともに沖縄の敵艦に突っ込む、という非道な戦略を日本行っていた事実を改めて知り、衝撃を覚えた。なぜこんなことが行われてしまっていたのか、理解が出来なかった
・特攻隊として、若くして沖縄の海に行っていった若者たちの遺書には、家族や恋人を想う美しい心で綴られていた。そして将来の美しい希望に溢れた日本を望む、内容が書かれたものもあった。どうして死を目前にしてこのような美しいことが書けるのだろうか、驚いた
・一方で、現代を生きる我々日本人に、特効で逝った方々から命がけでタスキを渡して頂き、「ところで我々はどう生きるのか?」と聞かれている気持ちになった。こうして与えて頂いた大切な命、をどう生きるのか?自問自答しながら、強い意志をもって大切に生きなければならない、と強く思った

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