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帰化選手がチームに与える影響とは?

帰化選手がいると優勝しない!?!?


先日大阪エヴェッサが実施したブースターミーティングでの一幕。
「過去Bリーグで優勝したチームを見てみても、帰化・アジア枠の選手がいたからといって、それだけを要因として優勝できたわけではないと考えています。」
黒木GMがアジア、帰化枠について言及した場面での一言。確かにそう。

2022-23 琉球ゴールデンキングス(アジア枠)

2021-22 宇都宮ブレックス(なし)

2020-21 千葉ジェッツ(帰化)

2019-20 該当クラブなし

2018-19 アルバルク東京(なし)

2017-18 アルバルク東京(なし)

2016-17 栃木ブレックス(なし)

実際、途中で中止となった19-20シーズンを除く6シーズン中、4シーズンが帰化およびアジア枠を利用していないチーム。アジア枠によってこの枠がかなりポピュラーになったので、今後は増加するだろうが、帰化選手に関しては同水準が予想できる。

でもなんか帰化選手って強そうなのも事実。だってもともと外国籍選手の枠で活躍してた選手だし。。。

ということで今回は帰化選手の所属するチームが強いのかどうかレギュラーシーズン限定で調べてみようと思う。

帰化選手こんなにいるの!?

とりあえずわかる範囲で帰化選手をまとめました(2023/07/06)

外国籍選手として活躍してた時がB1かそうでないかで、結構キャリアの進め方が違うなという印象。このオフシーズン最大の目玉だったホーキンソンはB2からステップアップしててすげえの一言。
それにしてもこんなにいてくれることに感謝、感謝、

やっぱり帰化選手最強

肝心のレギュラーシーズンの勝率はどうなんだろうか。。。

2016-2017シーズン

千葉J、仙台、SR渋谷、横浜BC、三河、滋賀の6チーム。
このシーズンは外国籍選手2人と同時に帰化選手は出場できない。その代わりといっては何だがオンザコート1のクォーターに日本人扱いで出場できる。ややこしいルールである。。。。
詳しくはこの方のnoteを読んでください。

肝心の勝率はというと
48%

企画倒れもいいところである。仙台に至っては降格した。
こんな記事もあった。やっぱり帰化選手は大事である。


2017-2018シーズン

千葉J、琉球、三河、滋賀の4チーム。
昨年と打って変わり、オンザコート3が可能に。その代わりに外国籍選手のベンチ入りが2人までとなった。このルールのときは3人目の外国籍選手のモチベーション問題が話題になったような記憶。

勝率は。。。
67%

これが見たかった。なんと、千葉J、三河、琉球は各地区の首位。滋賀は西地区最下位も残留プレーオフ圏外(下から5番目でギリギリ)

2018-2019シーズン


千葉J、SR渋谷、川崎、三河、横浜BC、琉球、大阪の7チーム。
勝率は

54%

いい調子。ちなみに横浜BCは残留プレーオフで負けたが残留した。そしてB2全体4位の島根が昇格した。昔はB1ライセンスの希少性が高かったんだけどいろいろすごいな。当時のtwitterは荒れたのかな。

2019-2020シーズン


途中でシーズン打ち切りになったので何とも言い難いが、勝率は

54%

中地区は川崎以外全チーム負け越し。三河が急に負け始めてみんなびっくりした。

2020-2021シーズン


このシーズンから、外国籍選手の3人のベンチ登録かつ帰化選手一人orアジア枠のルールに変更。サーディ・ラベナ選手が三遠にアジア枠として初めて加入。

勝率は

52%

上手くいかねえ。。。ただ、帰化選手の所属チームついに優勝!!!!

2021-2022シーズン

勝率 62%

ここにきての爆伸び。
ちなみに千葉ジェッツは60試合中45試合しか行っていない。さすがに少ない。

2022-2023シーズン

勝率 53%

まあこんなもんだよね。

結局どうなん?

いないよりはいたほうが強そう。
実際勝率も55%
2022-2023シーズンのビーコルぐらいの勝率。

ただ、変にお金をかけすぎて、いびつになるぐらいならバランスよく日本人選手取ったり、支配的な外国籍とる方がよさそうではある。


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