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前回の続編です。

検査済証の有無は杉並区であれば区役所3階の建築事務係で確認できます。

杉並区ではおおよそ昭和45年度申請分からの建築確認申請及び検査済証は窓口の端末の画面で確認できますが、それ以前のものは建築確認台帳の綴りから自分で探します。結構時間がかかります(笑)

検査済証を紛失した場合でも検査済であれば、それに替わる資料として「建築確認台帳照合証明書」を発行してもらえます。検査済証の発行年月日と番号が記載されていれば検査済証が発行された建物ということになります。

但し、指定検査機関で建築確認を行ったものは杉並区では証明書を発行できません。各指定検査機関に問い合わせします。

昭和25年度~昭和39年度、昭和40年度~昭和49年度でエレベーターがあるものなどについては、当時東京都への建築確認申請だったので都庁の建築確認事務係で「台帳記載証明書」を発行してもらいます。

金融機関の融資で中古建物を購入する場合、検査済の証明がない建物は融資額の評価が下ることもあるのでご注意くださいね。

建築確認台帳照合証明書

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